桃の歴史と新しい綱島を歩く春のツアー、3月8日(金)午前に企画 | 横浜日吉新聞

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新しい綱島とともに桃の歴史を探るウォーキングツアーです。

港北区が主催する「花と木のウォーキングツアー」シリーズの第5回で、港北ボランティアガイドの会が案内する「春風の中 桃の里綱島を巡る」が来月(2024年)3月8日(金)午前に開かれるのにあたり、参加者の募集が2月22日(木)まで行われています。

今回のツアーでは、再開発が進展する“新しい綱島”と桃の生産量日本一を誇った“昔の綱島”を春の気配を楽しみながら同時に巡ります。

3月8日(金)午前に行われる花と木のウォーキングツアー「春風の中 桃の里綱島を巡る」の案内チラシ(港北ボランティアガイドの会提供)

当日は9時半に綱島駅に集合し、駅西口を出て鶴見川を眺めたあと、綱島交差点付近へ歩き、地元ボランティアが手入れをしている「なごみ花壇」を鑑賞。目の前に位置する新綱島駅の再開発エリアに移ります。

港北区民文化センターの開館も近づく高層再開発ビル「新綱島スクエア」を経て、綱島の桃産業に大きく貢献した旧家「池谷(いけのや)家」が今も残す桃畑へ。大正期に岡山と二分する桃の産地に育て上げた原点の地を眺めます。

池谷家の「桃畑」(港北ボランティアガイドの会提供)

綱島東にある鎮守社「綱島諏訪神社」を訪ねた後は、綱島街道と東急東横線を横断して綱島台の「綱島公園」方面へと歩みを進めます。

綱島公園内では園内の「綱島古墳」を経て「綱島市民の森」を抜け、「桃の里広場」へと至る自然いっぱいのルートで春の気配を探ります。

上町バス停付近の上り口から近い「桃の里広場」は毎年春に行われる「綱島桃まつり」の会場にもなっている(港北ボランティアガイドの会提供)

綱島台の坂を下り、バス通りの子母口綱島線を綱島駅方面に戻りながら、途中にある「ピーチ花壇」を鑑賞したあと、横浜七福神の1つでもある「東照寺」を訪問。最後は綱島駅で解散となる約4.5キロのコースとなっています。

参加費は500円。港北ボランティアガイドの会のホームページ内にある申込フォームなどから2月22日(木)までに事前申し込みが必要。定員は60人で応募者多数の場合は抽選となります。

【関連記事】

新綱島の「池谷家住宅」が歴史的建造物に認定、幕末生まれの古民家(2024年1月25日、桃の歴史についても)

・【過去記事】2021年も「最速」で桃が開花、綱島東の旧家・歴史伝える池谷家で(2021年3月15日、桃の花について)

【参考リンク】

2024年3月8日(金)「花と木のウォーキングツアー『春風の中 桃の里綱島を巡る』」(港北ボランティアガイドの会)


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