<綱島駅東口・再開発>横浜市が公式ページや地図を刷新、新綱島の駐輪場情報も | 横浜日吉新聞

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横浜市都市整備局による綱島駅東口(新綱島含む)の再開発に関するページが刷新され、街づくりの方向性や土地利用の方針を示した地図が新しくなるとともに、新綱島駅(仮称)の地下に設けられる「自転車駐車場整備事業(駐輪場)」のページも設けられました。

駅前東口の再開発対象から外れた一画でも、駅前にある3つの商業ビルは検討対象エリアに入った(横浜市都市整備局「綱島駅周辺地区」のページより)

市の公式サイトが先月(2019年3月)26日にリニューアルしたことにともない、過去のページにおけるURLはすべて変更されています。

現在、話し合いが行われている東口駅前の再開発事業については、駅前バスのりばの正面付近にある2003年完成の「ティースタイリア」や2005年完成の「Brillia(ブルリア)綱島idステーションフロント」などの新しいマンションや商業ビルが建つ一画を除いて、駅前の多くを再開発検討エリアとしています。

土地利用の方針では、現在の臨港バス鶴見方面行のりばが置かれている周辺に「タクシー等乗降場の整備」を打ち出すとともに、綱島街道側にいたる一帯では「駅間立地を生かした施設整備」として、商業施設と住戸330戸により複合高層ビルが計画されています。

綱島駅東口周辺のまちづくりの土地利用の方針マップ(横浜市都市整備局「綱島駅周辺地区」のページより)

一方、新綱島駅側では、「地域・歴史的資源の保全、活用」として、古民家の「池谷(いけのや)家住宅」に加え、綱島街道沿いで2015年5月から休業状態としている温泉施設「東京園」の部分“保全・活用”のエリアとしました。

このほど新たに設けられた「新綱島駅自転車駐車場整備事業(駐輪場)」のページでは、「第23号新綱島自転車駐車場」という名称や面積が約2300平方メートルで駐車台数が約1000台であることなどを公開しています。

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【参考リンク】

市街地開発の状況「綱島駅周辺地区」(横浜市都市整備局)

新綱島駅自転車駐車場整備事業(横浜市都市整備局)


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