港北区で初開催の「総合防災訓練」、8月27日(日)午前に日産スタジアムで | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

初めて港北区が会場となりました。

市総務局は市内全体の防災訓練となる「横浜市総合防災訓練」を今年(2023年)は日産スタジアムの小机駅寄りにある「第1駐車場」を会場に8月27日(日)午前に開きます。訓練に加え、防災イベントの開催や展示ブースなども設置されます。

8月27日(日)に日産スタジアムで開かれる「横浜市総合防災訓練」のポスター(港北区連合町内会サイトの資料より)

この防災訓練は、首都圏の9都県市が1980年代から行っている合同防災訓練の“横浜市版”という位置付けで、2010(平成22)年の泉区を皮切りに各区が持ち回りで会場をつとめており、港北区が会場となるのは初となります。

当日は10時から11時過ぎまで「相模湾を震源とするマグニチュード8.1、市内最大震度7の地震が発生した」との想定で、約60機関・350人が各種訓練を実施。

会場となる日産スタジアム「第1駐車場」は毎年、港北区の消防出初式が行われている場所(2023年1月撮影)

これに先立つ9時15分から10時までの45分間は市消防音楽隊のドリル演奏や心肺蘇生法に関する実演も企画されています。

また、会場には9時から12時まで防災展示ブースや体験型訓練ブースなども設けられ、防災を学べる場となっているほか、11時20分から50分までプロレスラーの武藤敬司さん蝶野正洋さんが登場。

出身地の山梨県で防災訓練のCMに出演している武藤さんと、AED普及に尽力するなど多数の防災イベントに出演経験を持つ蝶野さんが防災や救急の重要性を分かりやすく伝えます。

9時から12時まで行われる「横浜市総合防災訓練」の当日スケジュール(港北区連合町内会サイトの資料より)

会場となるのは、日産スタジアムの小机駅寄りにある第1駐車場で、港北区では消防出初(でぞめ)式が行われる場所としても知られます。

今年は関東大震災から100年という節目に当たっており、横浜市にとって重要な防災訓練となりそうです。

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の一部共通記事です

【関連記事】

港北消防「2023年出初式」に1000人超、3年ぶり“一斉放水”に青空と虹(2023年1月8日、消防出初式と同じ会場で実施)

<日産スタジアム>来場7万人を守る「使命感」、約100人が火災対応訓練(新横浜新聞~しんよこ新聞、2023年5月16日、日産スタジアムではさまざまな訓練が行われている)

【参考リンク】

2023年8月27日(日)開催「横浜市総合防災訓練」(日産スタジアム)など「防災週間に合わせて災害対応訓練やイベントを開催します」(横浜市総務局)

8月27日(日)11時20分~50分「横浜市総合防災訓練にて武藤敬司×蝶野正洋トークショー開催」(株式会社MUTO OFFICE)

新横浜公園の全体マップ(会場の「第1駐車場」は、しんよこフットボールパークとなり)


カテゴリ別記事一覧