満開の「ツツジ」の花が、宮内新横浜線沿いの新吉田や新羽の街を彩ります。
例年、街を彩るツツジの花。新横浜駅前から高田駅付近まで至る区間のうち、新吉田南交差点(新吉田町・新吉田東8)から新羽町エリアに植えられたツツジが見ごろを迎えており、白、ピンク、紫色の大輪の花を咲かせています。
あたかも「ツツジのじゅうたん」のように通りかかる人々を誘うツツジが植えられた新吉田南交差点以南の区間は、サッカーワールドカップ(W杯)が開催された2002(平成14)年5月に開通。
同年6月のW杯終了以降に、横浜市道路局が歩道を整備する過程でツツジを植栽。以降、港北土木事務所(大倉山7)が木の剪定(せんてい)や管理をおこない、おおむね20年近い歳月を経たといいます。
植えられているツツジの品種は、オオムラサキツツジなども含む「ヒラドツツジ」で、道路環境にも耐えうる強さを持っていることなどから、横浜市内の道路では中低木の街路樹として多く植えられているとのこと。
「広い道路ならではの日当たりの良さもあり、花が美しく咲くのかもしれません」と語るのは、新吉田連合町内会(新吉田南町会)で会長を務める末永佑己(ゆうき)さん。
同路線がエリア内の新吉田町会会長で同連合町内会副会長の土志田勉(としだつとむ)さんも、「宮内新横浜線沿いのツツジや自然を楽しもうと、多くウォーキングで訪れる方もみられます」と、沿道の美しさと自然あふれる新吉田周辺エリアの魅力についても言及します。
見ごろはおおむね1週間程度になるといいますが、「ツツジの後に見ごろを迎えるサツキなどとともに、来月(2022年)5月13日(金)から15日(日)まで開催される『港北オープンガーデン』でも周辺散策を楽しんでもらえたら」(土志田さん)と、宮内新横浜線沿いのエリアへの立ち寄り来訪を広く呼び掛けています。
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です
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【参考リンク】
・新吉田連合町内会の紹介(横浜市港北区連合町内会)
・新吉田東8丁目の場所(Googleマップ)※ツツジの見ごろを迎えた宮内新横浜線を含むエリア
・横浜の街路樹(横浜市道路局)
・港北土木事務所(横浜市港北区)