高田の「親と子の居場所」が7/1(木)移転、新築スペースに“開放感” | 横浜日吉新聞

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高田の「親と子の居場所」新築スペースに移転することになりました。

来月(2021年)7月1日に「たかたんのおうち」が移転オープン。これまでの場所から120メートルほど離れた同じ高田西4丁目の新築物件に移ることになった(6月25日の新施設内覧時)

来月(2021年)7月1日に「たかたんのおうち」が移転オープン。これまでの場所から120メートルほど離れた同じ高田西4丁目の新築物件に移ることになった(6月25日の新施設内覧時)

横浜市補助事業の「親と子のつどいの広場」として、2013(平成25)年4月に開所した「たかたんのおうち」(高田西4)が、来月(2021年)7月1日(木)移転オープンすることが決定し、現在、あす6月30日まで運営される予定の旧施設から新施設への移転作業が行われています。

開所日時は毎週月曜日から木曜日まで(第2火曜日は休み)と毎月第2土曜日10時から15時まで未就学児(主に0歳児から3歳児まで)とその保護者プレママプレパパが利用できるという施設として地域に親しまれています。

新たなスペースは、同じ高田西4丁目日吉元石川線(荏田綱島線)の西側から住宅地の丘側に向かう通りを北西に歩き左手にある新築アパート「ミパティオ(mi patio)」の1階部分に設置。

「物件探しに苦労した」という同NPO法人の芹田理事長(中央)、施設長の青木久美子さん(右)、理事・事務局長の和泉千津子さん(左)

「物件探しに苦労した」という同NPO法人の芹田理事長(中央)、施設長の青木久美子さん(右)、理事・事務局長の和泉千津子さん(左)

これまでの場所から距離は約120メートルほどしか離れていないことから、同施設を運営するNPO法人横浜たかたネットワーク(高田町)の芹田賢治理事長は、「比較的近い場所に移転することができたことを嬉しく思っています」と笑顔で語ります。

今回の移転については、昨年(2020年)秋に市から打診があったといい、「物件を探すのに大変苦労しました」と、芹田理事長は、新築されたばかりの建物スペースを無事に確保できたことを喜びます。

広さは約40平方メートルと、「これまで(約124平方メートル)よりはかなり手狭にはなりましたが、白い壁が“開放感”を感じさせ、また道路に直接面した見通しの良い部屋も好評を博しそうです」と、地域の人々の協力もありたどり着くことができた新しい施設について説明します。

運営スタッフは約10人。若手スタッフも施設運営を日々盛り上げ活躍している

運営スタッフは約10人。若手スタッフも施設運営を日々盛り上げ活躍している

これまでの施設で使用していた木製の棚なども既に搬入したといい、「明るさを感じる新しい“親子の居場所”を7月以降にお楽しみいただければ」と、芹田理事長や同施設で勤務する約10人の運営スタッフは、生まれ変わった新施設の利用を呼び掛けています。

なお同施設は、現在新型コロナウイルス感染症対策のため、予約制(電話:045-592-6608、開所日の10時から15時まで受付)でのみ使用が可能となっており、施設の登録料は1家族あたり1000円利用料は1回100円(きょうだい1人につき50円増)、ビジター利用が1回200円(同)。初回の体験利用は無料とのことです。

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【参考リンク】

横浜市親と子のつどいの広場事業「たかたんのおうち」ブログ

たかたんのおうち公式ツイッター

高田地域の福祉活動スポット・団体の紹介(助け合いのまち横浜高田~高田地区社会福祉協議会・高田町連合町内会)

たかたんのおうちの移転先(Googleマップ)※2021年7月1日よりオープン


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