高田の「今」を伝える広報誌が150号発行の節目を迎えリニューアル。インターネットのSNS(ツイッター)も新たに開設し、情報発信力の強化を図っています。
地下鉄グリーンライン高田駅から徒歩約3分、荏田綱島線(日吉元石川線)沿いにある横浜市高田地域ケアプラザ(高田西2、社会福祉法人緑峰会)では、2000(平成12)年2月のオープンから20周年を迎えたばかり。
広報誌「高田つうしん」が、今月7月発行号で150回目の刊行となったことを記念し、全面フルカラーでの誌面にリニューアルすることになりました。
当初は「季刊」で発行。第1号の内容は、同ケアプラザの事業やデイサービスの紹介、施行されたばかりの介護保険の説明、ボランティア募集の記事だったといい、「一人ひとり、部門の担当者が執筆しているのが、当館の広報誌の大きな特徴になっています」と語るのは、オープン当時から所長の任を担ってきた土屋聡司さん。
今回のリニューアルを経て、写真やイラストもより多くいれてより見やすく、より読みやすい「高田つうしん」になるとのことで、同ケアプラザの事業のお知らせのみでなく、高田地区の紹介なども含め「より多くの情報を発信していきます」と、地域活動交流コーディネーター小口守さんもこれからの発行に向けての意気込みを誌面上に熱く綴ります。
同ケアプラザでは、「高田地区に住んでる妖精」キャラクター・たかたんの誕生日だという今年の5月22日に、インターネットのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)・ツイッター(Twitter)での情報発信も新たにスタートしています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、「活動自粛中」のたかたんが、自身が誕生した2011(平成23)年の東日本大震災のあった年に想いを馳せながらつぶやくというスタイルで立ち上がった同館のツイッター。
「高田に住まい通うさまざまな人々に、情報発信をしていきたいと思っています。こちらも、各部門の担当者が自らメッセージを発信するというスタイルを貫きたい」と力強く語る土屋さん。
妖精・たかたんが、コロナ禍の中、初めてツイッターでつぶやいた、“早くみんなに会いたいな!”という言葉に込めた想いのように、同館の職員・スタッフが、広く地域のためにと発信する広報誌やツイッターでの情報は、これからの超少子高齢化時代、また感染防止対策といった観点からも、地域をつなぐ役割を色濃く発揮していくことになりそうです。
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・<たかたんのおうち>まちの妖精・たかたんの誕生会を開催、施設利用も呼び掛け(2017年5月29日)※たかたんのプロフィールなど
・下田ケアプラザがツイッターを立ち上げ、新たな地域の「情報発信」手段に(2020年4月22日)
【参考リンク】
・横浜市高田地域ケアプラザのサイト(社会福祉法人緑峰会)
・横浜市高田地域ケアプラザ公式ツイッター ※2020年5月22日開設