<バスケBリーグ>横浜市内に2チーム目が誕生、「ビーコル」も歓迎の姿勢

横浜日吉新聞

横浜ビーコルからも理解と寛大な配慮をいただいた――。バスケットボールの「Bリーグ」で、横浜市内の中心部を本拠地とする新たなチームが誕生することになりました。都筑区北山田の横浜国際プールを本拠地とする「横浜ビーコルセアーズ(横浜ビーコル)」は、市内にチームが増えることに対し「ホームタウンの笑顔を作る仲間」(植田哲也社長)として歓迎する姿勢です。

東京エクセレンスのユニフォームに「KATO」とあるように、運営会社は2018年からクレーン車などのメーカーとして知られる株式会社加藤製作所(品川区東大井)の子会社となっている(同チームのニュースリリースより)

新たに横浜市内を本拠地とするのは、現在はB3リーグに所属する「東京エクセレンス」で、Bリーグへの加盟時から東京都板橋区の区立「小豆沢(あずさわ)体育館」(都営三田線・志村坂上駅近く)を本拠地としてきました。

ただ、同体育館は1000人超の収容人数しかないため、B2リーグの「3000人収容」やB1リーグの「5000人収容」という昇格条件を満たすことができず、これまで成績とは無関係に上部のリーグには参入できない状態でした。

昨年7月に完成した「横浜武道館」(横浜文化体育館のサブアリーナ)を本拠地とし、2024年に完成予定の新しい「横浜文化体育館」を使用する構想もあるという(横浜市の発表資料より)

横浜市内では中区の関内駅近くに3000人程度収容可能な「横浜武道館」が昨年2020年7月にオープンし、2024年には最大で5000席が設けられる計画の新たな「横浜文化体育館」も完成することから、東京エクセレンスは一昨年の2019年4月ごろから横浜市に対し、本拠地移転と施設使用の打診を開始。

同じ市内を本拠地とする横浜ビーコルとも調整を行ったうえで、今年秋に始まる「2021-22シーズン」からの本拠地移転を実現させたものです。

東京エクセレンスの公式サイト、現在の「B3」から上部のリーグ昇格を目指す

移転後の東京エクセレンスは、「横浜」を冠したチーム名に変更する予定。また、同じ市内に本拠地を置く横浜ビーコルが都筑区や港北区、青葉区といった市内北部を中心にホームタウン活動を行っていることに対し、東京エクセレンスは中区や西区を中心とした南部エリアで主に活動していきたい考えです。

東京エクセレンスを運営する株式会社TE・S(東京都品川区)の向井昇社長は今回の本拠地移転について1月30日に記者会見し、「トップカテゴリに参入して優勝する、という思いにチャレンジできる絶好の機会と考えた。関内・関外エリアでは(旧市庁舎などで)再開発も予定されており、スポーツコンテンツとして街に貢献し、街と一緒に成長していきたい」と話します。

一方、同じ市内に新たなチームが誕生することになったことに対し、B1リーグに所属する横浜ビーコル運営会社の植田社長は、「『3日住めばハマっ子』と言いますが、東京エクセレンス様が横浜に3日住んだ暁には、バスケットボールでホームタウンの笑顔を作る仲間として、また名実ともに日本一のバスケットボールシティを目指すハマっ子として、横浜そして日本のバスケットボールを共に盛り上げて参ります」とのコメントを発表しました。

)見出し左側の画像は東京エクセレンスが本拠地とする「横浜武道館」の外観(横浜市の発表資料より)

【関連記事】

<10月開幕Bリーグ>10周年迎える「ビーコル」、新シーズンも北山田で23試合(2020年8月7日)

【参考リンク】

東京エクセレンスの公式サイト

東京エクセレンスのホームタウン横浜移転が決定(横浜市市民局、2021年1月26日)

東京エクセレンスのホームタウン移転についての当社代表取締役 植田哲也コメント(横浜ビー・コルセアーズ)


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