川崎市の感染者数が累計300人を突破、7月に入り増加傾向(7/2時点) | 横浜日吉新聞

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川崎市はきのう(2020年)7月2日(木)夕方、新型コロナウイルスへの感染者が5人発生したことを公表し、市内全体での累計が300人を突破し、301人となりました。行政区別では中原区の63人が最多となっています。

川崎市内ではゴールデンウイーク明け以降、感染者が0人となる日も多く、発生を抑え込んでいた(川崎市の「新型コロナウイルス感染症発生状況データ」のページより)

川崎市で累計感染者数が200人を突破したのが2カ月以上前となる4月22日のこと。ゴールデンウイーク明けの5月7日以降は、感染者がゼロの日も珍しくはなく、発生しても1~2人という状態が続いていました。

しかし、7月に入ってから2日間とも1日5人ずつの感染者が発生し、300人を超えることになりました。隣接する東京都内では6月下旬以降、1日50~60人台の日が増えており、きのう7月2日には100人を突破しています。

なお、川崎市内で累計200人を超えた4月22日時点と比較すると、中原区で22人、川崎区は20人、高津区が14人、宮前区と麻生区と幸区が10人ずつ、多摩区は6人がそれぞれ増加していました。

7月2日(水)時点、川崎市「区別」の感染者数

(※)人口は2020年4月1日時点

  • 川崎市全体:301人(人口:1,535,415)
  • 中原区:63人(人口:262,846)
  • 川崎区:44人(人口:233,563)
  • 宮前区:44人(人口:233,043)
  • 高津区:41人(人口:233,723)
  • 幸区:35人(人口:170,969)
  • 麻生区:29人(人口:180,349)
  • 多摩区:23人(人口:220,922)
  • 市外など:22人

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<新型コロナ>横浜市での感染者数が累計600人を突破(6/30時点)(新横浜新聞~しんよこ新聞、2020年7月1日、横浜市は川崎の2倍超となる感染者数)

【参考リンク】

川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況(川崎市発表資料)

川崎市「【緊急情報】新型コロナウイルス発生状況(居住地・年代別)・検査実施状況」(詳細データページ)


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