川崎市の「新型コロナ」感染急増、累計200人突破、最多は中原区41人(4/22掲載) | 横浜日吉新聞

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川崎市はきょう(2020年)4月22日(水)夕方、新たに10人の新型コロナウイルス感染者が判明したことを公表し、市内全体での累計が200人を突破し、202人となりました。行政区別では中原区(人口26.3万人)の41人が最多で、宮前区(人口23.3万人)の34人、高津区(人口23.4万人)の27人が続きます。【2020年4月22日17:20記事公開】

川崎市内では4月に入り感染者が急増している(川崎市シティプロモーション担当Twitter@kawasaki_prの4月22日公表資料より)

川崎市内では先月3月12日に多摩区で初の感染者が判明し、3月中は累計22人にとどまっていましたが、4月に入ると急増。4月11日(土)に100人を超え、先週16日(木)には150人を突破したばかりでした。

行政区別では中原区の41人がもっとも多く、人口から感染者数を割ると「6411人に1人」の割合で発生していることになり、幸区(人口17.0万人)も「6839人に1人」宮前区でも「6854人に1人」と感染者の発生割合が高くなっています。

これまでの感染者のうち死に至ったのは7人で、60歳代から90歳代までの5人に加え、30歳代や40歳代で亡くなるケースも発生。

“井田山”から見た中原区の街並み

30代の女性は、先月3月15日に日本入国後の国内旅行中に発熱。3月22日に感染が判明し、市内の医療機関へ入院後に亡くなったといいます。

高津区では40代男性が発熱から7日後となる4月19日(日)に市内医療機関へ救急搬送後に重症肺炎で亡くなり、遺体から新型コロナウイルスが確認されたとのことです。

なお、これまでの退院者は4人となっています。

4月22日(水)時点、川崎市「区別」の感染者数

(※)人口は2020年4月1日時点

  • 川崎市全体:202人(人口:1,535,415)
  • 中原区:41人(人口:262,846)
  • 宮前区:34人(人口:233,043)
  • 高津区:27人(人口:233,723)
  • 幸区:25人(人口:170,969)
  • 川崎区:24人(人口:233,563)
  • 麻生区:19人(人口:180,349)
  • 多摩区:17人(人口:220,922)
  • 市外など:15人

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<川崎市公表>新型コロナ患者は中原区41人、幸区25人、高津区27人に(4/22現在)(中原・幸・高津の一覧)

急増する横浜市の「新型コロナ」感染者数、4/16(木)に累計200人を突破(2020年4月16日、横浜市は先週木曜日に200人超)

【参考リンク】

川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況(川崎市発表資料)

川崎市「【緊急情報】新型コロナウイルス発生状況(居住地・年代別)・検査実施状況」(詳細データページ)


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