近い未来の綱島東口を描いた「イメージパース」、街の俯瞰図を市が公開 | 横浜日吉新聞

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ビル群と歴史的建物を調和させた街が描かれています。近い将来の綱島東口が一目でわかるイメージパース(完成予想図)がこのほど公開され、再開発後の新綱島駅(仮称、東急新横浜線)の姿を想像しやすくなりました。

鶴見川側から東急新横浜線・新綱島駅(仮称)の地上部を俯瞰(ふかん)したイメージパース。区民文化センターなどが入る28階建て再開発ビル(B地区)だけでなく、民間ビル(A・B地区など)や東口駅前の高層ビル(図左手のD地区=東口駅前)も一部描かれている。E地区は古民家「池谷(いけのや)家住宅」(第153回「横浜市都市計画審議会」資料より)

このイメージパースは、今年(2020年)1月に開かれた「横浜市都市計画審議会」での説明用スライドとして横浜市都市整備局が公開したもので、鶴見川側から俯瞰(ふかん)した新綱島駅周辺の完成予想として描かれています。

見どころは、新綱島の再開発における象徴的な存在であり、区民文化センターなどの公共施設も入る28階建ての再開発ビルだけでなく、民間による周辺ビルの高さイメージも描き込まれていること。

数棟の民間ビルに加え、東口駅前で構想されている高さ100メートル弱の高層ビルも加えられており、綱島駅前に“ツインタワー”が誕生した際の雰囲気を知ることも可能です。

鶴見川側から新綱島駅(仮称)の“大綱橋寄り出入口”を俯瞰したイメージパース。バス乗場(右側)やタクシー乗場(左側)の様子も(第153回「横浜市都市計画審議会」資料より)

新綱島駅(仮称)の“中間部出入口”の付近から綱島駅方面を俯瞰したイメージパース。2棟の民間ビルの真ん中に設けられる通路で綱島駅へアクセスする形となる(第153回「横浜市都市計画審議会」資料より)

また、同説明用スライドには、地下に設けられる新綱島駅の出入口やバス・タクシー乗場を俯瞰したイメージパースもあり、駅開業後の地上部を知ることもできそうです。

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【参考リンク】

綱島駅周辺地区の再開発における総合ページ(横浜市都市整備局)


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