高田の街ぐるみ「こどもまつり」は2/2（日）、ケアプラザ20周年のお祝いも | 横浜日吉新聞

高田の街ぐるみの子ども向けイベントで、ケアプラザの20周年も祝います。地下鉄グリーンライン高田駅2番出口から徒歩約2分、荏田綱島線（日吉元石川線）沿いにある横浜市高田地域ケアプラザ（高田西2）では、高田の地域ぐるみの子育てイベント「たかたんこどもまつり」を、来月（2020年）2月2日（日）10時から12時30分まで開催します。

2017（平成29）年から開催されているこのイベントは、今年で4回目の開催。

高田地域の子育て支援関連機関（約20団体・個人）で構成された「高田地区子育てネットワーク」が主催し、未就学児とその保護者が対象となっています。

高田生まれのマスコット・キャラクター「たかたん」が登場するといったユニークさもあり、昨年（2019年）は約200組もの来場があるなど、地域の子育て関係者の活動の集大成として位置付けられている催しとして地域に親しまれています。

同ケアプラザを貸し切ってのこのイベントでは、港北区高田在住のメンバーを中心にバンド活動を行うザ・ハッピーサックス（The Happy Sax）によるオープニング演奏や、高田地区の情報パネル展示、エリア内の幼稚園・保育園の教職員らによる歌や紙芝居、ゲームや工作、たかたんグッズなど手作り品の販売や港北消防団による消防車両の展示（災害出動時は展示なし）といったプログラムを予定。

イベントに先立ち、9時55分からは、会場となる高田地域ケアプラザの20周年を記念した「お楽しみセレモニー」も計画しているとのことです。

20周年迎えた地域ケアプラザ、高田の子育て支える場所として

「地域ケアプラザ」は、高齢者、子ども、障害のある人など、誰もが地域で安心して暮らせるよう、身近な福祉・保健の拠点としてさまざまな取り組みを行っている、横浜市独自の施設。

昨年12月現在で市内に139か所開設されており、「日常生活圏域」とされるおおむね中学校学区に1つのエリアを担当区域として設置されてきました。

高田地域ケアプラザは、2000（平成12）年2月、横浜市では59館目、区内では全9館中、新吉田（新吉田町）、篠原（篠原東2）に続き、3番目に開設された歴史を持つ、「老舗」の地域ケアプラザにあたります。

開館当時から着任し、現在まで所長を務める土屋聡司さんは、「旭区に在住していますが、当時、自宅の近くでも地域ケアプラザはまだ開館しておらず、運営ノウハウもない時代。それまでに開館していた地域ケアプラザを見学にまわるなど、開館準備に奔走しました」と、懐かしいオープン当時を振り返ります。

一番の想い出は、「地域の人々といろいろなことを作り上げてきたこと」。ケアプラザの役割や存在がまだ地域で認識されていなかったため、「地域の各所をまわり、ケアプラザについての説明をして回りました」と、その存在と役割の周知のため、地域の人々とのコミュニケーションに努めたといいます。

同ケアプラザでは、地域の交流拠点、そしてその窓口としての役割強化も進めてきたといい、特に高田地区の子育てのネットワークについても、「高田地区の（地域活動を行っている）皆さんには一体感、まとまりがあり、子どもたちを支える環境が作り上げられてきたと感じます」と、高田ならではの子育てネットワークの一人ひとりの活動を称えます。

「こどもまつりを通じ、ぜひケアプラザにお越しいただき、地元の地域（の活動）にも目を向けてもらえたら」と土屋さん。

まさに“高田駅前”といえる交通至便な立地もあり、“地域になくてはならない”ハブ拠点となっている同ケアプラザの職員や、地域の子育て支援者ら一人ひとりの想いを乗せて、今年も地域の子育て“一大イベント”が開催される予定です。

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・高田エリアのホームページが復活、ゆるキャラ「たかたん」やスマホ対応も（2019年4月1日）

・＜たかたんのおうち＞まちの妖精・たかたんの誕生会を開催、施設利用も呼び掛け（2017年5月29日）※横浜市の補助事業「親と子のつどいの広場」設置について

【参考リンク】

・助け合いのまち よこはま・たかた（高田地区社会福祉協議会・高田町連合町内会公式サイト）※TOPICS（トピックス）に同イベントの案内

・2019年も「たかたん♡こどもまつり」を開催しました～高田地区子育てネットワーク会議（同）

・横浜市高田地域ケアプラザのサイト（社会福祉法人緑峰会）

・横浜市高田地域ケアプラザへのアクセス（同）