3年ぶり“オール高田”での新年初顔合わせで、街づくり再始動への「思い」を共有します。
高田町連合町内会は、先週(2023年)1月13日(金)18時から19時40分まで、3年ぶりとなる「高田地区新年賀詞交歓会」を、各線新横浜駅前にある新横浜グレイスホテル(新横浜3)で開催。
主催者の自治会・町内会の会長・副会長や横浜市港北区長、同区役所の地区担当者や、地域活動をおこなう人々、地域ケアプラザ、学校関係者や金融機関、企業、商工会会員など約70人が集い、3年ぶりとなる約2時間弱のひとときを過ごしました。
司会進行は、同連合町内会副会長の石井達也さん(高田町住宅自治会会長)が担当。
冒頭部に、今年度(2022年4月)から同連合町内会長に就任した相沢一夫さん(高田町内会会長)が「初めて皆様の前であいさつをさせていただきます」と登壇し、7月の第7波の影響で夏から秋の行事が中止や延期になってしまったものの、今年の10月以降は感染状況も落ち着き、規模縮小しつつも地域行事を再開できる状況にあることを報告。
現在の第8波の状況を憂いながらも、「以前とは同じとはいかないが、(新型コロナ)対策を行った上で、少しずつ(イベントなどを)再開していけると考えている。前を向いて、少しずつ、人と人とのつながりの大切さを取り戻していくことができれば」との思いを力強く語っていました。
会の終盤では、他の2つの地区の会場を後にし駆け付けたという漆原順一港北区長が「今年のスタートにこういった会を開催できたことを大いに嬉しく思っています」とあいさつし、まずは賀詞交歓会の開催、また招待されたことへの感謝の想いを語ります。
昨年も、新型コロナ禍から「納涼盆踊り大会」など数々のイベントを中止せざるを得なかったことについても配慮の言葉を述べた上で、「今年はそういった地域での様々な事業やイベントなどを再開し、人と人とのつながり、地域と人とのつながりを再開していただいて、大いに(高田地区を)盛り上げてもらえれば」との激励をおこなっていました。
港北区長の“到着を待つ”間、各テーブルの参加者の紹介や、2019年4月の高田地区のホームページリニューアルにあわせ収録したという、盆踊りを盛り上げる「高田音頭」の動画を流すシーンもみられ、会場では静かに手振りをおこない、イベントの再開を心から待ちわびるかの人の姿も多く見られていました。
特に、昨年(2022年)3月末で同連合町内会の会長職から勇退した宮田寿雄さんが、高田地区社会福祉協議会会長に就任したこともあり、最後に地区の8会長が壇上に「勢揃(ぞろ)い」したシーンには、漆原区長とともにステージに最も近い位置に着座した宮田さんとともに、参加者から大きな拍手が寄せられていました。
3年ぶりに「再会」を果たした“オール高田”のメンバーによる、地域まちづくりの本格的な再開や進展を期待したい「令和5年(2023年)」となりそうです。
【当日の様子】
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【参考リンク】
・助けあいのまち 横浜高田(たかた)(高田地区社会福祉協議会・高田町連合町内会)
・高田町連合町内会とは(同)
・高田町連合町内会の紹介(港北区連合町内会)