平成31年度中(2020年3月末まで)の供用(使用)開始に向けて工事が進められている都市計画道路「宮内新横浜線」(高田駅前~新吉田東~新吉田町)で、早淵川を渡る橋梁(きょうりょう)区間について、横浜市は橋の完成後に、歩行者向けとして暫定供用する方法を検討していることがわかりました。
これは、「市民の声」コーナーの質問者に対し、今月(2017年11月)14日付けで市道路局が答えたもので、「本橋梁区間については時間を要すため先行して整備を進めていますが、完成後は歩行者の通行だけでも可能となるよう地域要望を受けており、暫定供用の方法についても検討を進めているところです」と明らかにしています。
同道路の早淵川を渡る橋梁が通行できると、高田駅前からほぼ直線ルートで新吉田東エリアへいたることが可能となり、大型スーパー「オーケー(OK)ストア新吉田店」などと高田駅間の徒歩アクセスが改善されそうです。
なお、宮内新横浜線については「新吉田側については、引き続き用地を取得するとともに、整備可能な区間から車道・歩道を整備する工事を実施してまいります」(市道路局)としています。
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【参考リンク】
・新羽とつなぐ道路工事について(横浜市「市民の声」公表、2017年11月14日※一定期間が過ぎると消えます)
・宮内新横浜線(新吉田高田地区=高田駅側)の状況(横浜市道路局)※横浜市サイトリニューアルにともなうリンク先修正済み(2019年4月6日)
・早淵川を渡る橋梁が建設されている場所(グーグルマップ)