高田駅に近い注目エリア、新吉田東3「OK」前のハンバーグ・ステーキ店へ | 横浜日吉新聞

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日吉・綱島・高田のグルメレポート【グルメレポート第16回:2017年3月27日「高田・新吉田エリア編1」】新吉田東2丁目や3丁目は、早渕川を渡る必要があるものの、高田駅から比較的近い場所。3丁目では大型スーパー「オーケー(OK)ストア新吉田店」が2013年4月にオープンし、高田駅前から新横浜駅前までが直結する4車線道路「宮内新横浜線」の建設が町内で進むなど注目のエリアです。オーケーの目の前に先月オープンしたばかりのハンバーグ・ステーキ店を訪ねました。

高田駅前から早渕川を越え、新吉田東3丁目を縦断する道路が建設されている

高田駅前から早渕川を越え、新吉田東3丁目を縦断する道路が建設されている(グーグルアースを加工、クリックで拡大)

今も農地や緑が多く残る新吉田東エリア。特に2丁目や3丁目は高田駅の徒歩圏内となっており、綱島や高田エリアと比べて住宅価格が手ごろで、駅へもそれほど遠くないことから、周辺では一戸建ての建設が目立っています。

同エリアが注目を浴びるのは、宮内新横浜線の建設があります。高田駅前から早渕川を越え、新吉田東3丁目を縦断し、新吉田東8丁目付近の「新吉田南交差点」で完成済みの宮内新横浜線につなげる都市計画道路で、3丁目町内の酒店兼スーパー「横溝(yokomizo)」付近までを2018年度中(2019年3月まで)に開通させ、残りの区間は2021年度(2022年3月末まで)に完成する予定です。

新吉田東3丁目内では道路用地の確保はほぼ終えている

新吉田東3丁目内では道路用地の確保はほぼ終えている

この宮内新横浜線がつながれば、新横浜や新羽エリアはもちろん、イオン横浜新吉田店も同じルート上にあり、さらには現在再開発中の「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン(綱島SST)」へも宮内新横浜線と日吉元石川線(荏田綱島線)を経由して容易にアクセスができそう。新吉田東3丁目周辺で駐車場付き一戸建て住宅の分譲が多いのも頷けます。

一方、高田エリアでメリットの一つとなりそうなのが「オーケーストア新吉田店」が近くなること。現在は高田駅から遠回りする形で高田橋や中里橋を経由して徒歩10分程度を要しますが、道路が完成した際にはほぼ直線でアクセスできるため、大幅に短縮となります。

2013年4月にオープンした「オーケー(OK)ストア新吉田店」は、日吉や妙蓮寺店と異なり、店内にディスカウントストアという雰囲気があまりない

2013年4月にオープンした「オーケー(OK)ストア新吉田店」は、日吉や妙蓮寺店と異なり、店内にディスカウントストアという雰囲気があまりない

旧農地を使ったオーケーストアがオープンしてから4年。同スーパー開店と同時に前面道路の拡張が行われ、今では“門前商店”も軒を連ねるようになって、高田駅からも近い買物スポットとして定着しつつあります。

そんな門前店の一つとして先月(2017年2月)1日にオープンしたのがハンバーグ・ステーキ店「BAKU BAKU(バクバク)」です。

この場所では、昼間はランチも提供する「Cafe&Bar Rose(カフェ&バー「ロゼ」)」が2015年1月から営業していましたが、昨年(2016年)10月で閉店。2月から新たな店となったものです。飲食店の少ない新吉田東エリアでは貴重な店であるとともに、ハンバーグとステーキの本格的な専門店は高田にも見当たりません

オーケーストアの真正面では門前商店の整備が進む、右が2月にオープンした「BAKU BAKU(バクバク)」

オーケーストアの真正面では門前商店の整備が進む、右が2月にオープンした「BAKU BAKU(バクバク)」

同店のメニューは、ハンバーグ単品が税別800円、サーロインステーキ(150グラム単品)は同1300円、リブステーキ(200グラム単品)が同2000円、フィレステーキ(150グラム単品)は同2100円、ライス(ミニサラダ付き)が同250円など、比較的手ごろな価格帯。このほか、鉄板野菜(単品、同800円)やお子様ランチ(同650円)もあり、家族でも利用できそう。海外ビールの種類が多く、ワインも8種類ほど揃えています。

11時30分から14時30分までの昼食時間帯には、同店のもう一つの自慢であるローストビーフを使った「ローストビーフライス」(税別980円)と、ミニサラダとスープ、ライスがセットになった「ハンバーグ」(同950円)の2種類に加え、日ごとに替わる一品も合わせ3つのランチメニューを用意。税を含め1000円程度で専門店の肉料理を味わうことができます。

ランチメニューの「ハンバーグ」(税別950円、税込1020円)

ランチメニューの「ハンバーグ」(税別950円、税込1020円)

ランチにいただいたハンバーグは、肉汁あふれる濃密な肉感が専門店ならではといえる一品。日替わりとみられるスープに出てきたクラムチャウダーにもこだわりを感じさせられました。

店舗は大きくはないながらも、明るい店内には30席ほどあり、個室風となった座敷も用意。店頭には3台分の駐車場も。大型スーパーの目の前という位置ながら、喧騒から離れた静かさがあり、駅周辺の飲食店にはない落ち着いた雰囲気のなかでランチが楽しめるはずです。

23時(注文は30分前まで)まで営業しているため、肉料理とともに世界のビールも味わいたいところですが、そうなると車や自転車では行けなくなるので、道路開通後に高田駅から近くなってからの楽しみにとっておこうと思います。

  • このコーナーは記者が個人的に訪れているなかで、「ここは!」というお店についての情報を紹介するとともに、個人としての所感を述べていく連載。バックナンバーはこちら。なお、日吉・綱島・高田以外の港北区内エリアの情報は「新横浜新聞~しんよこ新聞」をご覧ください

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【参考リンク】

ハンバーグ&ステーキ「BAKU BAKU」の紹介ページ(ローカルプレイス)

ハンバーグ&ステーキ「BAKU BAKU」(「食べログ」のページ)


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