横浜市は今月(2017年3月)17日、来年(2018年)4月に小規模保育所(小規模保育事業)の「整備が必要な地域」として、港北区では綱島東3丁目または4丁目を示しました。小規模保育所は、ニーズがもっとも高い0歳から2歳児までを預かる施設で、認可保育所よりも小さな規模で運営されています。
綱島東では、昨年(2016年)4月に1丁目の鶴見川沿いにある南綱島ポンプ場の敷地を使った「天才キッズクラブ楽遊館綱島園」と、3丁目の新田堀(しんでんぼり)バス停近くのマンション1階に「保育ルームClover(クローバー)綱島園」の小規模保育2園が開設されているほか、3つの認可保育所(定員計270人)が置かれていますが、工場跡地などを使ったマンション分譲や新建設が相次ぐなかで、「まだ足りない」と判断されたようです。
市では今後、綱島東3~4丁目で小規模保育所を開設する事業者を募集する予定となっています。
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【参考リンク】
・平成30(2018)年4月に向けた横浜市小規模保育事業 整備が必要な地域一覧(PDF、横浜市)
・港北区内の保育所(認可保育所・小規模保育事業・家庭的保育事業)(港北区サイト)