箕輪町に2020年開校の小学校、再開発マンション住民への騒音懸念で校舎位置を変更へ

横浜日吉新聞

旧アピタ日吉店などの跡地を使った「日吉箕輪町計画(仮称)」(箕輪町2丁目)内に2020年4月の開校を予定する新小学校「日吉台小学校第二方面校(仮称)」について、校舎とグラウンド(運動場)の位置が当初案から変更される公算が高まりました。同再開発地内に建てられる15~20階建て程度のマンション3棟のうち、1つの棟とグラウンドが接する配置となっていたため、住民への騒音を配慮し、校舎と位置を入れ替える案が持ち上がっているものです。

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2016年5月26日に開かれた「都市美対策審議会」の景観審査部会に提出された資料の一部(変更前の当初案、8月8日の部会への提出案では小学校のグラウンド位置などの変更が行われている模様)※横浜市ホームページより

今年(2016年)5月26日に開かれた「横浜市都市美対策審議会」の景観審査部会(部会長・関和明関東学院大学教授)では、横浜市都市整備局や野村不動産から箕輪町計画に関する建物配置図などが提出され、主に景観面からの議論が非公開で行われています。

このほど公開された議事録によると、同部会の委員から「小学校が団地内施設に見えてしまうのはいけない」「この位置はないでしょうという感じ」といった意見が複数上がり、「高層住宅の場合、音がどんどん上のほうに来ますので、例えば小学校で運動会があると、『うるさい』という住民からの苦情が来る可能性がある」という指摘もあったとされています。

そうした意見を踏まえ、今月(2016年8月)8日に行われた同部会では、小学校グラウンドと校舎の位置をそっくり入れ替えた形の新たな配置案が提示された模様です。ただ、その場合でも、もっとも綱島側に建てられる3棟目のマンションと小学校グラウンドが通路をはさんで接することになるため、何らかの形で“騒音対策”が行われる可能性もありそうです。

なお、新たな配置案では、計画地内にJRが設置している15万4000ボルトの送電線・鉄塔と校舎が近接することはなくなります

一方、日吉箕輪町計画の全体像に関しては今月22日(月)に野村不動産が住民説明会を予定しており、計画に関する何らかの発表が行われる模様です。

【関連記事】

<アピタ跡などの再開発>野村不動産が8/22(月)夜に慶應協生館で大規模説明会(2016年8月10日、※この説明会では新小学校についての説明は行われないとしている)

<日吉複合開発地の新小学校>最新エコ設計と図書室の「メディアセンター」化を提案(2016年4月6日、新小学校の計画案詳細)

新小学校の学区は箕輪町2と綱島東4、市教委が「たたき台」となる当初案を提示(2016年5月7日)

【参考リンク】

第30回「横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録」(横浜市)


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