綱島街道に立体横断施設、再開発の高層ビルを通じ綱島東口と新綱島駅を連絡か | 横浜日吉新聞

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2015年7月に横浜市が発表した資料に立体横断施設の設置を構想している場所を付け加えた

2015年7月に横浜市が発表した資料に立体横断施設の設置を構想している場所を付け加えた

2019年4月に開業が予定されている新綱島駅(仮称)と綱島駅東口を結ぶために、綱島街道を横断する立体横断施設を設ける構想があり、マンション「モナーク綱島」の鶴見川寄りの付近とパチンコ店「M&M」の付近に設置が考えられていることが横浜市の資料により明らかになりました。

立体横断施設の設置されるとみられる場所付近の様子

立体横断施設が設置されるとみられる場所付近の様子

横断施設を設けるとする場所は、新綱島駅と綱島駅の両出入口からは離れており、現在は直線で結ばれていません。ただ、両駅側に2つの再開発高層ビルを建てる予定地とはつながるため、ビル内を通じて2つの駅を連絡する考えのようです。

一方、新綱島駅の再開発地周辺で予定されている綱島街道の拡幅については、「綱島東急ストア」の綱島駅寄りにある神社「神明社(しんめいしゃ)」の入口付近から大綱橋手前にいたる380メートル区間で計画していることがわかりました。

日吉方面車線の「綱島駅入口」バス停付近から大綱橋手前までの区間で拡幅工事を行う計画だという

日吉方面車線の「綱島駅入口」バス停付近から大綱橋手前までの区間で拡幅工事を行う計画だという

拡幅予定の場所は、一部に木造建築の家などが残っていますが、横浜市はこの問題の解決に取り組む姿勢のようです。

なお、綱島交差点から大綱橋の間は現時点ですでに拡幅されていますが、綱島駅方面の車線に右折レーンが設けている関係で、大綱橋方面へは1車線しかない状態。歩道スペースを調整するなどして、ここを2車線に改良を図る考えです。

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