<横浜国立大が身近に>日吉→新綱島→新横浜の次は「羽沢横浜国大」駅

横浜日吉新聞

日吉や綱島から横浜国立大学が格段に身近な存在となりそうです。

「羽沢横浜国大」駅(仮称「羽沢駅」)の完成予想図(相鉄ニュースリリースより)

「相鉄・JR直通線」(相鉄線・西谷~羽沢~JR線方面)と「相鉄・東急直通線」(羽沢~日吉)から成る神奈川東部方面線で、仮称となっていた羽沢新駅について、相模鉄道(相鉄)は名称を「羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)」にすると発表しました。同駅からJRへの直通線は、2020年3月(平成31年度下期)までに、日吉方面への東急直通線は、2022(平成34)年度下期(同年10月から2023年3月までの間)に開業が予定されています。

仮称となっている新綱島と新横浜、羽沢と3つ設けられる新駅のなかで、正式駅名が決まったのは初めてとなります。

羽沢横浜国大駅は、相鉄直通線のなかでも、JR線方面と新横浜・新綱島など東急線方面の路線が分岐する重要な駅。現在はJRの貨物駅となっており、人の乗り降りは行われていません。また、新駅の建設が行われている神奈川区羽沢南2丁目の環状2号線沿いは、倉庫と貨物駅と大規模道路が目立ち、住宅は比較的少ない環境にあります。

「羽沢横浜国大」駅の位置図、横浜国立大の北門は近い位置にある(2015年7月の「都市計画市素案説明会」の横浜市資料より)

駅は地下13メートルに設けられ、地上部では約2万2000平方メートルの敷地を使い、駅舎とともに高さ100メートルまでの高層ビル高さ31メートルまでの中高層建物の2棟を新たに建設。高層階をマンションとし、下層階は飲食店や商業施設などもテナントとして入れる予定です。また、ビル内には大学に関する施設も設けられる計画となっています。

駅から1キロ(直線距離では約700メートル)ほどの位置にある保土ヶ谷区常盤台には、横浜国立大学がキャンパスを構えており、駅出入口の位置やアクセス道路の整備状況によりますが、同大学の「北門」までは最短で徒歩10分程度でアクセスできる可能性があります。また、横浜駅からの路線バスが発着する「西門」へも徒歩15分程度となる見通しです。

横浜国立大のキャンパスマップ、正門からもっとも遠い「北門」(マップ上部右側)が「羽沢横浜国大」駅の最寄りとなる(同大学公式サイトより)

相鉄では「同駅の主な利用者として、羽沢地区にお住まいの方および南東に位置する横浜国立大学の関係者を想定」(ニュースリリース)しているといい、今回の駅名についても「沿線価値の向上を目指していくという想いを込め、町名である『羽沢』と当駅周辺に立地する『横浜国大』を併記するこの駅名を選定しました」(同)といいます。

横浜国立大は現在、最寄りとなる地下鉄ブルーラインの三ツ沢上町駅から「正門」まで徒歩約16分、相鉄線の和田町(わだまち)駅から「南門」までは徒歩約20分と遠く、羽沢横浜国大駅がもっとも近い駅となることから、駅名に反映させたものとみられます。

日吉や新綱島から羽沢横浜国大駅へ直通列車が走るのは2022(平成34)年度下期(2022年10月から2023年3月までの間)と5年ほど先のことですが、開通後はわずか2~3駅で横浜国立大へ通える環境になることから、より身近な“沿線の国立大学”という感覚に変わりそうです。

【関連記事】

<相鉄直通線>羽沢横浜国大駅の建設は順調、JR側の次駅は「武蔵小杉」か(2018年1月18日、しんよこ新聞、工事の進捗状況など)

“新横浜都心部”エリアの「羽沢」、相鉄直通線で新たな拠点駅と街が生まれる(2017年7月29日、しんよこ新聞)

【参考リンク】

相鉄・JR直通線 新駅名称を「羽沢横浜国大」駅にPDF、2017年12月11日、相模鉄道)

横浜国立大学の公式サイト(保土ケ谷区)

「神奈川羽沢南二丁目地区 地区計画」都市計画市素案説明会について(2015年7月、横浜市、羽沢駅周辺の再開発について)


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