<目黒線>2/3(月)朝から途中駅で一部急行の「発着番線」変更、遅延対策で | 横浜日吉新聞

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東急目黒線で日吉駅から都心方面へ通勤・通学する人は、ほんの少しだけ心に留めておいたほうがいいかもしれません。

平日朝の武蔵小山駅(目黒方面行)では、遅延を防ぐため、空いたホームから順に列車を入れていく形に変える(東急電鉄の告知ページより)

東急電鉄では来週(2020年)2月3日(月)から、目黒線の武蔵小山駅で、平日朝の遅延対策を目的に、一部の急行と各駅停車の発着番線を入れ替える計画です。

これまで目黒線の急行は、武蔵小山駅で進行方向「左側」の扉が開いていましたが、同駅に7時50分から8時50分までに到着する一部列車は、発着番線の変更により、反対の「右側」の扉が開く形に変わります。

武蔵小山駅では、日吉駅を先に出た各駅停車を後の急行が追い抜くため、各駅停車からの乗り換え客が多く、急行の発車が遅れてしまうケースも見られます。

各駅停車は急行が出るまで発車できないため、後続の各駅停車がホームに入れず、その後の列車にも遅延が連鎖してしまうことがあります。これを防ぐため、2月3日以降は、空いたホームから順に列車を入れていく形に変えるといいます。

混雑する朝の日吉駅目黒線ホーム。急行で座って都心へ行きたいところだが……

日吉駅から目黒線の急行に乗ると、目黒駅まで開くことの少ない右側の扉ですが、途中の大岡山駅に続き、朝の急行によっては武蔵小山駅でも右扉が開くことになります。

田園調布駅より先では、右側に立っていると、車外へ押し出されたり、奥へ詰め込まれたりする機会が増えてしまうことになりそうです。

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【参考リンク】

目黒線武蔵小山駅(上り:平日朝ラッシュ時間帯)発着番線変更のご案内(東急電鉄)


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