日吉・綱島エリアを走るワゴン車「オンデマンドバス」、実証運行は8月末で終了 | 横浜日吉新聞

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350日間にわたる実証運行がまもなく終わります。

東急バスは昨年(2024年)9月16日から日吉・綱島エリアで始めたワゴン車を使った「オンデマンドバス」について、当初の予定通り今月(2025年)8月31日(日)で運行を終了すると発表しました。

一般のバス車両では通れない狭い道にも乗降スポットを設けている(イメージ、2024年10月)

このオンデマンドバスは日吉駅や日吉本町駅、綱島駅、新綱島駅近く、新吉田東2丁目、高田東2丁目など、既存の路線バスが通っていない地域を中心に計61カ所(2025年3月時点、開始当初は58カ所)の「乗降場所」を設け、専用アプリや電話による予約が入るごとに運行する公共交通機関。

運行時間は毎日9時30分から16時30分に限定し、運賃は500円(小学生250円、幼児は2人まで無料)に設定しています。

運行開始当初は縦軸約2.3キロ、横軸約2.9キロの範囲内で58カ所に設けられていた乗降スポットは現時点で61カ所まで増えている(東急バスのリーフレットより)

今回は国土交通省のモデル事業として、ニーズを探るために当初から2025年8月末までの実証運行となっていました。

東急バスによると運行再開の可能性については現時点で決まっていないといい、「1日あたり5人から10人の乗客数にとどまっており、思ったよりも少なく厳しかった」(同社)との見方を示していました。

今回の実証運行の結果については、運行終了後に細かく分析していくとのことです。

高田東や新吉田東の一部住宅街にも乗降スポットが設けられた(イメージ、2024年10月)

なお、こうしたオンデマンドバスについては、交通空白地域を解消するため、国に加えて横浜市でも今年度から「みんなのおでかけ交通事業」と名付けて地域団体や交通事業者などへの導入支援を強化しています。港北区内では大曽根地区で実証運行を検討中です。

【関連記事】

日吉・綱島の“予約制ワゴン車バス”は9月16日に開始、乗降場所は58カ所(2024年9月13日、運行開始時の記事)

菊名駅やトレッサも乗り入れ、鶴見区の馬場・上の宮・獅子ケ谷で予約制ワゴンバス(新横浜新聞~しんよこ新聞、2025年8月18日、臨港バスが実証運行、横浜市の支援制度や大曽根地区などでの検討についても)

【参考リンク】

日吉・綱島(神奈川県)エリアにお住まいの皆さまへ~2024年9月16日より運行開始「電話やアプリで簡単に呼べる乗合型移動サービス」(Community Mobility株式会社、2025年8月31日で運行終了)

東急バス「オンデマンドバス」の案内ページ(世田谷区や港北区日吉・綱島など)


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