春は特に人気のウォーキングコースです。
港北ボランティアガイドの会は、今月(2026年)3月24日(火)午前に川崎市高津区から多摩区へ「春のニケ領用水(にかりょうようすい)を歩く」を企画し、3月10日(火)まで参加者80人を募集しています。
ニケ領用水は江戸時代初期に開削された農業用水で、稲作や地域住民の生活用水を供給。旧「稲毛領」と旧「川崎領」の“二か領”に位置していたことが名前の由来で、現在は水路沿いの桜並木が名所として知られます。
当日は9時半に川崎市高津区のJR南武線・武蔵溝ノ口駅に集合し、「曙橋」と名付けられた橋から二ヶ領用水に沿った散策道に入ります。
最初の見どころが国の登録有形文化財となっている「久地円筒分水(くじえんとうぶんすい)」です。二ヶ領用水が農業用水として活用されていたころ、周辺の複数の地域に公平に水を分配するための施設で、上下流の水面の高低差を利用した水分配の仕掛けに加え、付近の桜にも注目したいところ。
続いて南武線・久地駅近くまで歩き、水の流れが出会う場所にある「出合い橋」を過ぎると、桜並木が続くスポット。多摩川から二ヶ領用水へ水を取り入れる堰(せき)の一つ「宿河原の堰」まで桜を眺めながら歩きます。
宿河原の堰は、多摩川の水を堰(せ)き止めて水面を高くすることで、すぐ上流にある二ヶ領用水の水取り入れ口に水を引き込むようにする仕掛けとなっています。
近くの「二ヶ領せせらぎ館」に立ち寄り、ホール床面に貼られている全長135キロにわたる多摩川水系全体の航空写真や堰の模型などを見た後は、ゴールの登戸駅(南武線・小田急)へ。行程は約6キロで12時30分ごろに解散となります。
参加費は500円で、同会のホームページ内にある申込フォームなどから3月10日(火)17時までに事前申し込みが必要。定員は80人で応募者多数の場合は抽選となります。
港北ボランティアガイドの会では「水をめぐる歴史や文化を偲びつつ、桜やさまざまな花が咲き始める春の気配を楽しむツアーです。多くの皆さんの参加をお待ちしています」と呼びかけています。
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です
【参考リンク】
・2026年3月24日(火)開催「春の二ヶ領用水を歩く」の案内と申込(港北ボランティアガイドの会、申込締切は3月10日17時)
・二ヶ領用水の史跡・見どころの紹介(川崎市)
・港北ボランティアガイドの会公式サイト(各種ツアーの案内など)






