2025年夏の選挙から「期日前投票所」が新綱島に設けられ、大幅に使いやすくなります。
港北区選挙管理委員会は、今年（2025年）7月20日（日）に投票が想定される参議院議員選挙（※日程は未確定）と、8月3日（日）の投開票が決まった横浜市長選挙で、新たに期日前投票所を新綱島駅直結の港北区民文化センター「ミズキーホール」の4階ギャラリーに設けることを発表しました。
新綱島スクエアの4階にある港北区民文化センター「ミズキーホール」（イメージ、2025年3月）
港北区の期日前投票所は、港北区役所（または港北公会堂）を告示（公示）日の翌日から投票日前日まで開設するメイン会場としています。
これに加え、日吉または綱島の地区センターに数日間、師岡町の「トレッサ横浜」にも最大4日間にわたって設置されてきました。
ただ、綱島では2021年8月の前回市長選時に「綱島地区センター」（綱島西1）がワクチン接種会場となっていたことを機に期日前投票所が設けられていません。
日吉地区センターでの「期日前投票所」の様子（2024年10月）
日吉では2019（平成31）年4月までは日吉駅至近の慶應義塾大学日吉キャンパス「協生館」を会場としていたこともありましたが、新型コロナ禍を機に最近は駅から徒歩10分程度の「日吉地区センター」（日吉本町1）に設置されてきました。
トレッサ横浜については、2019年4月の統一地方選挙（横浜市議選、神奈川県議選など）を機に港北区民を対象とした期日前投票所として毎回設けられています。
今回、新たにミズキーホールに期日前投票所を設けることになったのは、区選挙管理員会によると綱島に復活させてほしいという要望が多かったことに加え、投票所が丘の上にあることなどから投票率が低位にとどまっている新羽地区から綱島駅まではバスでアクセスしやすい点も考慮したといいます。
ほぼいつでも投票可能な「期日前投票所」が港北区内2カ所に拡充され、投票日が近づくとトレッサ横浜にも“臨時”で設けられる形となる（港北区選挙管理委員会の案内ページより）
期日前投票所の開設期間については、市長選では告示日の翌日から投票日前日まで港北区役所（公会堂）と同じ期間とし、参院選は投票日の8日前から投票日前日まで設ける予定です。
トレッサ横浜は両選挙の投票日の3日前から設け、今回は日吉地区センターには設置されません。
新綱島スクエアは新綱島駅と直結しており、エレベーターやエスカレーターで「ミズキーホール」へアクセスできる（イメージ、2024年1月）
これにより、港北区の期日前投票所は区役所（公会堂）（8:30～20:00）とミズキーホール（9:30～20:00）の2カ所で“常設”に近い形となり、加えて終盤にはトレッサ横浜（10:00～20:00）でも投票が可能となります。
【関連記事】
・2025年夏は「参院選」と「横浜市長選」、盆踊りや夏祭り実施に大きな影響（2025年4月18日）
・＜2024衆院選＞日吉地区センターとトレッサに4日間ずつ「期日前投票所」設置（2024年10月11日、昨年の衆院選時）
【参考リンク】
・港北区の選挙情報（港北区選挙管理委員会、「期日前投票所」についてなど）
