当初予定を100人超上回る320人が来場し、新たなふるさとを彩る施設の“森づくり”に挑みました。
高田駅前に来月(2024年)4月26日(金)オープン予定の「そよら横浜高田」(高田西1)を運営するイオンリテール株式会社(千葉市美浜区)は、地域住民などを招いた「イオンふるさとの森づくり」植樹祭を、きのう3月23日(土)午前に開催。
事前に招かれた地域住民や同社社員、店舗・スタッフや港北区の担当者など300人超が植樹に挑み、開店を待つ店舗の周辺を彩りました。
植樹祭に先立ち行われた「開会式セレモニー」では、同社専務の浜口好博さんがあいさつ。
「イオン(株式会社)の植樹活動は1991年にマレーシアの店舗でスタートし、現在までに1200万本を超える植樹(2月末現在で約1268万本)を行ってきました」と、地域の苗木地元の自然環境に適したその土地本来の樹木を植えるため、高田天満宮、鯛ヶ崎公園など5カ所で現地調査や文献調査を行い、ヒラガシやナンテンなど、土地に自生する約50種類の樹木を選定したと語ります。
続けてあいさつした港北区の漆原順一区長は、イオン(株式会社)と横浜市が環境保全、子育て支援、健康づくりなど10分野における「包括連携協定」を、2012(平成24)年5月に結んだことについてまずは説明を行います。
そして、今回の植樹についても、「環境への取り組みに関するイオン様の『本気度』というものが感じられる。グリーンエキスポ(2027年開催予定)についても、未来を考えていく取り組みとしてイオン様とともに盛り上げていきたい」と、植樹活動や店舗のオープンを通じ、未来に向けての地域での様々なつながりが出来ていくことについての期待感を示します。
その後、同社「イオンスタイル横浜高田」開設準備室で店長に就任予定の西澤正明さんが、小学校1年生から中学校3年生までの子どもたちが環境に関する様々な活動を行うという「イオンチアーズクラブ」のメンバーとともに登場し、植樹の仕方や植樹を行う港北区の木・ハナミズキや、区の花・ウメ、そしてナンテンの苗を紹介。
地域から招いた200人の予想を大幅に超える320人が来場、5つの班に分かれ、新吉田や新横浜方面に向かう宮内新横浜線、都筑区方面に向かう日吉元石川線沿いにそれぞれ設置された10の花壇に植樹を行いました(新横浜側の最奥のみ見本として既に植樹済み)。
約1時間ほどの植樹作業の後は、寒さ対策の藁(わら)を敷き、麻でできているという縄(なわ)で固定。
多く駆け付けた同社広報担当者らによる記念撮影でイベントを締め括(くく)り、新店に関するPRコーナー付近での記念品やドリンクなどの配布を受けた後、それぞれが帰路に就いていました。
来訪していた地域住民からは「同じ集合住宅から多数の参加がありました。もともとあった工場の解体など、工事は騒音や振動も大変だったので、ここまで来たことが嬉しい」との声もあがっていました。
この日、参加者がそれぞれの名前やサインを記し、それらを木に刻む予定だという記念の銘板を完成後に設置する予定となっているとのこと。
また、港北区とも「地域防災力強化等に関する連携協定書」を締結する予定となっており、今後地域にとってさらなる「身近な場所」となっていくことに期待感が高まりそうです。
【関連記事】
・開店迫るイオン高田、元区防災担当の新区長と新店長が協定締結で「いざに備える」(2024年4月17日)※リンク追記
・高田駅前のイオン「そよら」は4月26日(金)に開店、スーパーと13の専門店(2024年3月14日)
【参考リンク】
・「そよら横浜高田」植樹祭が3月23日(土)午前、高田在住の320人により行われました(助け合いのまちよこはま・たかた(高田)~高田地区社会福祉協議会・高田町連合町内会)