25回目の節目迎える「綱島桃まつり」、四半世紀の集大成の開催に | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

「四半世紀」の集大成の開催に――25回目の節目を迎えたイベントは、どのような輝きを地域に向けて放つのでしょうか。

綱島の春を告げる風物詩「綱島桃(もも)まつり」(港北桃まつり実行委員会主催)は、今月(2024年)3月10日(日)11時から14時まで、綱島市民の森・桃の里広場(綱島台、綱島駅から徒歩約11分・上町バス停下車)で開催されます(雨天時は3月17日(日)に順延)。

3月10日(日)11時から14時まで開催される「綱島桃(もも)まつり」の案内ポスター(綱島商店街提供)

3月10日(日)11時から14時まで開催される「綱島桃(もも)まつり」の案内ポスター(綱島商店街提供)

昨年(2023年)開催時は4年ぶりの開催を喜ぶ多くの人々で綱島市民の森・桃の里広場が賑(にぎ)わった

昨年(2023年)開催時は4年ぶりの開催を喜ぶ多くの人々で綱島市民の森・桃の里広場が賑(にぎ)わった

昨年(2023年)、新型コロナ禍の影響での中止を乗り越え、4年ぶりの開催となった同まつりは、1997(平成9)年に初めて開催されて以降、今年で25回目の節目の開催に。

「四半世紀の歴史を重ね、集大成の実施となる位置付けとなります」と、同まつりの実行委員長で、綱島市民の森愛護会会長飯田助知(すけとも)さん

4年ぶりの開催に笑顔を見せる飯田さん(2023年開催時)

4年ぶりの開催に笑顔を見せる飯田さん(2023年開催時)

綱島の桃を守り愛好する「綱島の桃の会」のメンバーで実行委員会事務局の堤キミ江さんらとともにイベントをこれまで継続し、作り上げてきた歴史の中で、「そろそろメンバーが高台にある桃の里広場に足を運ぶことが厳しくなってきています。開催を節目とし、以降は違う形での開催を検討していくかもしれません」と、今回の開催で“区切り”を迎える可能性についてしみじみとその想いを語ります。

内容については、例年通り、綱島音頭やよこはまアラメヤ音頭、綱島囃子の披露や野点、南京玉すだれや折り紙教室、小間物づくり、桃ジャムのロールパン作り、桃の和菓子や綱島桃エール、ケーキやジャムなどの販売を予定しているとのこと。

桃の里広場での「集大成」となるイベントのひとときを楽しみたい(同)

桃の里広場での「集大成」となるイベントのひとときを楽しみたい(同)

綱島の街への想いがあふれ、また街の歴史的なシーンを彩る「桃」を語り継ぐイベントが、今後どのように継承されていくのかにも注目が集まる貴重な機会となりそうです。

【関連記事】

・【開催報告】第25回開催で賑わった「綱島桃まつり」、“発展的な未来への継承”なるか(2024年3月11日)※リンク追記

・【前年開催】4年ぶり「綱島桃まつり」は3月12日(日)、5月放映“テレビ番組”も制作中(2023年3月7日)※追記あり

・【過去開催】桃の里での再会に想い込め、綱島の歴史継ぐ2017年「桃まつり」は3/12(日)に(2017年3月3日)※「桃まつり」の歴史や想いについてなど、追記あり

【参考リンク】

3/10(日)綱島市民の森・桃の里広場にて「綱島桃まつり」開催します!(綱島もるねっと)

つなしまピーチネット(港北みりょく発見団)※第24回開催のブログ記事へのリンクも

「桃の里広場」の場所(Googleマップ)※綱島駅から徒歩11~12分


カテゴリ別記事一覧