2024年の港北オープンファクトリーは見学できる工場が増えました。
港北区は区内の工場を見学するイベント「港北オープンファクトリー」を来月（2024年）2月17日（土）に開催するのにあたり、15工場を対象とした計451人の参加者を1月18日（木）まで募集しています。
2024年で12回目となる「港北オープンファクトリー」は2月17日（土）に開かれる（案内パンフレットより）
港北オープンファクトリーは、区内に約1100カ所あると言われる“ものづくり企業”を身近に感じてもらおうと、業界団体の一般社団法人横浜北工業会（緑区中山）などの協力を得て2013（平成25）年に区が始めた工場見学イベント。
新型コロナ禍での中断を経て4年ぶりの現地開催となった前回は、280人超の募集枠に対して見学希望者が1000人を超えるなど大きな注目を集めました。
そのため港北区では見学先となる新たな協力企業を開拓し、今年は昨年より3工場増えて募集枠も150人以上拡大しています。
今年は見学できる工場が3カ所増え、参加可能な定員も増えている（案内パンフレットより）
各工場ごとに見学（案内）時間と定員が決められており、見学を希望する工場と時間帯を指定して1月18日（木）までに応募フォームから事前の申込が必要。
応募者が多数の場合は抽選となり、前年は競争倍率が過去最多となる3.8倍まで上昇しています。
2024年2月17日（土）開催「港北オープンファクトリー」の見学対象企業
（※）カッコ内は見学（案内）対象時間と募集人数、★印は今年の新たな見学先。1月18日（木）までに事前申込が必要
- 株式会社オースズ（新吉田町）：金属の削る、打ち抜く、曲げるを一気見（11:00-12:00／13:30-14:30）各回15人（計30人）
- 株式会社キョーワハーツ（高田西1）：日本が誇る「プレス技術」を体験しよう（10:30-11:30／13:30-14:30／15:30-16:30）各回8人（計24人）
- 有限会社鈴木機械彫刻所（樽町2）：触ってみよう彫刻機（10:00-10:45／11:00-11:45）各回15人（計30人）
- 株式会社第一鉸製作所（綱島東6）：金属を自分の力で曲げることができます（13:30-15:00）計16人
- 株式会社田島精研（樽町3）：工場を見学して「ピコピコスター」を完成させよう（10:30-12:00）計8人
- 株式会社 宮川製作所（樽町2）：通信の最新技術と開発現場を見学する（9:50-10:50／11:00-12:00）各回10人（計20人）
- ★石山ネジ株式会社（新羽町）：「ネジってどうやってできるの？？？」教えます（10:00-10:40／11:00-11:40／13:00-13:40）各回10人（計30人）
- 株式会社バネックス（新羽町）：材料から製品になるまでの一貫生産工程の見学（13:30-14:50）計15人
- ★株式会社テクトレージ（小机町）：オリジナルキーホルダーができるまで（10:30-11:30／13:30-14:30／15:00-16:00）各回20人（計60人）
＜新横浜テクノヒルズ（新羽町）の企業＞
- ★株式会社シルファー：「換気口でひらける未来がある」空気の流れを楽しく体験（10:00-11:00／14:00-15:00）各回16人（計32人）
- 株式会社東京ダイス：ミクロの世界の精密加工と研磨加工（10:00-11:00／11:00-12:00／13:30-14:30）各回10人（計30人）
- 東洋測器株式会社：「ロードセル」って何！？（10:00-11:00／11:00-12:00／13:00-14:00）各回15人（計45人）
- 日本軸受加工株式会社：みんなの身近にあるベアリングとは？（10:00-10:50／11:00-11:50／13:00-13:50）各回10人（計30人）
- 株式会社ヒートエナジーテック：地球にやさしいエネルギー利用を勉強しよう（9:45-10:45／11:00-12:00／13:00-14:00）各回15人（計45人）
- 横浜高周波工業株式会社：高周波焼入れ！火色を見極める職人技（10:30-11:30／13:30-14:30）各回18人（計36人）
（※）この記事は「横浜日吉新聞」と「新横浜新聞～しんよこ新聞」の共通記事です
【関連記事】
・人気すぎて見学先が足りない「港北オープンファクトリー」、協力企業を募集（2023年9月27日）
・【前回開催時レポート】2023年「港北オープンファクトリー」に最多の応募、地域の工場に高い関心（2023年3月13日）
【参考リンク】
・2024年2月17日（土）開催「港北オープンファクトリー」について（1月18日応募締切）
