日吉駅近くの「内科・整形外科」が開院3カ月、各種検査や予防接種にも対応中

公開日：2023年10月05日
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【法人サポーター会員による提供記事です】日吉駅に近い内科・整形外科が開院3カ月。各種検査や予防接種にも新たに対応しています。

日吉駅西口から徒歩約2分、日吉中央通りと浜銀通りの間に今年（2023年）3月に完成した浜大ビル3階に、6月19日から「日吉かもめ内科・整形外科クリニック」（日吉本町1）が新規オープン。

開院から3カ月を共に過ごした「日吉かもめ内科・整形外科クリニック」の皆さん

内科、循環器内科、糖尿病内科を担当する院長の杉本洋一郎さん、整形外科、リウマチ科、リハビリテーション科を担当する副院長で杉本さんの実姉の藤崎真理さんが、出身地でもある日吉の地で開業の夢を果たしたクリニックとして、順調なスタートを切っているといいます。

副院長の藤崎さんと院長の杉本さん（右）。内科と整形外科の両方を同日に受診する人も増えており、「連携しやすく両科のメリットを活かせています」とそれぞれが協力体制をより強化したいと語る

来院患者は「日吉、綱島近郊の方が多いですが、隣接する川崎エリアからの来院も多いと感じます」と院長の杉本さん。

学生の街・日吉らしく、「整形外科というとシニア世代が多いイメージかと思いますが、若い方も含めた幅広い世代の方が来院しています」と、藤崎さんも、“穏やかで優しい人”が多いと感じるというこの土地でのスタートに“ほっ”とするとの感想を抱いているといいます。

整形外科では、開院当初導入したインターネット予約はとりやめ、「番号札制」に変更したといい、「初めの頃に見られた混雑も、特に夏場はシニア世代にとって外出するのも大変ということもあり、落ち着いてきたように感じます」と藤崎さん。

内科は、逆に風邪の流行などもあったためか、夏の最盛期に混雑したといい、「初診のみだったインターネット予約を再診にも拡大しました」と、院長の杉本さんも“地域のかかりつけ医”としてより利用しやすいクリニックとしての役割を果たすための取り組みを行ってきたと語ります。

内科と整形外科で「検査」の充実も

内科と整形外科、両方で力を入れているのが「検査機器の充実」。

内科では、一般的な血液検査はもちろん、睡眠時無呼吸症候群の検査やホルター心電図（24時間測定できる小型の心電図機器）、心臓超音波検査、腹部超音波検査、頸動脈（けいどうみゃく）・甲状腺（こうじょうせん）超音波検査などの各種検査が可能になっているといいます。

超音波装置（エコー）も導入。内科、整形外科ともに役立つ検査を行うことができるという

また、整形外科でも、超音波装置（エコー）を用いて、症状や部位を確認しながらの注射や骨密度測定、超音波治療器を使った骨折部位への治療などを行うことができるといい、「特に女性の閉経後は骨粗鬆（しょう）症のリスクが大きくなります」と藤崎さん。

「より精度が高いとされており、転倒などで骨折してしまった場合に重症化しやすい2カ所（腰と股関節）の測定ができるDEXA（デキサ）法を導入しているので、40代後半から50代以降の、閉経後の女性には受診の上、骨粗鬆症対策を行っていくことができれば」と、街中の医院ではまだ多くないという骨密度の測定方法について、まずは広く知ってもらいたいと語ります。

腰や股関節における骨粗鬆（しょう）症の測定が可能なDEXA（デキサ）法を導入している

内科と循環器内科、糖尿病内科を専門とする院長の杉本さんも、「特に人間ドックや健康診断で、糖尿病、高血圧、脂質異常症といった生活習慣病の数値に異常があれば、その結果をまずはご相談ください」と、特に心臓や腹部、頸動脈や甲状腺など全身に使えるという「超音波（エコー）検査」が院内で可能であることについても説明します。

藤崎さんは、超音波機器を使用し、注射すべき場所を確認の上、ヒアルロン酸（保水成分）や局所麻酔薬などの注射を行う「エコー下」での注射にも対応しているといい、「検査機器の充実をこれからも図ることで、より安心して受診していただける環境整備を行っていくことができれば」と、内科と整形外科の連携も深めての更なる院内体制の強化にも注力していく考えです。