新綱島駅前に来春オープン予定の新商業施設に「インドア」ゴルフスクールが開設されることになりました。
ゴルフ練習場「綱島ピーチゴルフセンター」（2017年2月閉店）跡地で鉄道工事プラントとして使用されていた場所に建設中の商業施設「西棟」2階に、新たに「東急ゴルフスクール新綱島」の出店が決定。
新綱島駅から徒歩1分、鶴見川沿いに建設中の商業施設（西棟、左）2階に「東急ゴルフスクール新綱島」が出店することが発表された（9月13日）
来年（2024年）春のオープンについて、公式サイトと店頭での告知をスタートしました。
新たにインドア形式で開設される同スクールは、旧「綱島ピーチゴルフセンター」とは異なる、東急グループの東急スポーツシステム株式会社（東京都渋谷区、佐藤悠歩社長）が運営。
1993（平成5）年4月に、「スポーツの力で人々を幸せに」をモットーに設立してから30周年を迎えています。
「2024年春オープン予定」との告知看板を現地に設置した（9月13日）
現在、「スポーツ事業運営会社」として、フィットネスや水泳、ゴルフやテニス、フットボール（サッカー・フットサル）の5事業に加え、指定管理事業や運営受託事業も展開。
ゴルフ事業では屋外ゴルフ練習場、ショートコース、インドアゴルフを運営し、「ゴルフを楽しむ環境」を提供してきたといいます。
同社によるインドアゴルフスクールは、JR武蔵小杉駅北口の高架下で「東急ゴルフスクール武蔵小杉」を2020年4月に新規開設しています。
施設の稼働率が高く、予約が取りにくいという反響もみられることから、今回のテナント出店に至ったといい、「ピーチゴルフセンター跡地でのインドアゴルフ施設ということもあり、今まで綱島でゴルフを楽しまれていた皆様に、再びゴルフを楽しんでいただければ」と、同社開発本部の入江光さん。
受付（レセプション）空間のイメージ（東急スポーツシステム提供）
新綱島駅の地上出口から徒歩約1分、綱島駅からも徒歩約5分というアクセスや、セキュリティの完備、選べる時間、高い指導力（PGAライセンスプロによる指導）といったレッスン内容や、全打席シミュレーション、左右打席あり、個室ありといった設備の充実がポイントと説明します。
また、「会員割引制度や継続特典など、様々なサービスを予定しています。24時間での営業も行うことでより多くの皆様にご利用いただければ」と入江さんは、新たな店舗のサービスや予定する営業時間についても説明します。
施設内のイメージ。全席シミュレーター空間となっている（同）
約231平方メートルの店舗空間に設置される予定の、「プロ選手育成ノウハウを反映」した最新のシミュレーターも人気だといい、「武蔵小杉では全てのレッスンプランにて定員に達したため、入会受付停止中となっています」と、既存施設でのレッスンの大きな反響にも驚き、感謝の想いを抱いているとのこと。
入江さんは、「ゴルフ経験者の皆様にはいつでも使える練習場、初心者の皆様にはゴルフを始めるきっかけづくりの場、また友人同士でも楽しめる施設としてなど、地域の皆さまにより親しんでいただけるような施設作りを進めていきたい」と、新たに開設されるゴルフスクールの開業に向けての意欲を語っていました。
地域の人々が「親しみやすさ」感じるインドアゴルフ空間の創出を目指す（同）
「綱島という歴史ある街に新たに参入させていただきますが、地域と共生してまいりたいと思います」と入江さん。
多く近郊にもゴルフ練習場やインドアゴルフ施設がある中、同社がゴルフ事業で掲げている「インドアとアウトドアを活用した生涯ゴルフサイクルの推進」を実現できるのか、その成果としてのゴルフユーザー増につながっていくのかに地域内外からの注目が集まりそうです。
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【参考リンク】
・東急ゴルフスクール新綱島のサイト（同）
