100円ショップ業界2位「セリア」、プラウドシティの小型スーパー跡地に出店へ | 横浜日吉新聞

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プラウドシティ内の小型食品スーパー跡地に業界2位の100円ショップがオープンすることになりました。

岐阜県大垣市に本社を置く株式会社セリア(河合映治社長)は、来月(2023年)10月12日(木)より、箕輪町2丁目の大型マンション「プラウドシティ日吉」内の商業施設「ソコラ(SOCOLA)日吉」1階に、新たに「セリア(Seria)SOCOLA日吉店」をオープンすることになりました。

プラウドシティ内「ソコラ(SOCOLA)日吉」内に新たに100円ショップ「セリア(Seria)」の出店が決まった(6月8日撮影)

プラウドシティ内「ソコラ(SOCOLA)日吉」内に新たに100円ショップ「セリア(Seria)」の出店が決まった(6月8日撮影)

公式サイトや店頭での告知を開始したもので、店舗の売場面積は約215平方メートル。セリアの店舗としては小規模店にあたるといいますが、「主に日用雑貨生活必需品の販売を行っていくことができれば」と、“地域に日々欠かせない”店舗としての役割を目指していくとしています。

季節ごとに合った商品やキャラクターとコラボしたアイテムの販売も行っていくといい、「現在は、ハロウィン用品やカレンダー・ダイアリーや、秋インテリアを季節商品として展開しています」と、他店と同様にタイムリーな商品を取り揃えていくとのこと。

セリアは2011年12月に綱島店(綱島西2)を港北区内で初出店していた(9月14日)

セリアは2011年12月に綱島店(綱島西2)を港北区内で初出店していた(9月14日)

100円ショップ業界では広島県東広島市に本社を置く株式会社大創産業経営の「ダイソー(DAISO)」に次ぐ規模で知られており、店舗数は1952 店(2023年8月現在)。

店舗名はイタリア語で「まじめな」という意味を持っており、「100円均一を堅持」(2023年6月、定期株主総会招集通知内での河合社長のコメント)。セルフレジの導入率を高めるといった独自の事業展開で他社との差別化をすすめています。

セリアはイタリア語で「まじめな」という意味を持つ。直営店の比率が高く関東近郊での出店を強化。オープンより3日間、5点以上購入の来店客各日先着360人にオリジナルトートバックをプレゼント予定とのこと(同)

セリアはイタリア語で「まじめな」という意味を持つ。直営店の比率が高く関東近郊での出店を強化。オープンより3日間、5点以上購入の来店客各日先着360人にオリジナルトートバックをプレゼント予定とのこと(同)

港北区内では、2011(平成23)年12月に綱島店(綱島西2)、2018(同30)年7月にトレッサ横浜店(師岡町)をオープン。

周辺エリアでも、昨年(2022年)9月に地下鉄グリーンライン川和町駅から徒歩2分の大型商業施設「フォルテ横浜川和町」内に新店舗を出店していました。

同社では、「首都圏内でも、横浜エリアは100円ショップに対してのニーズが非常に高く、中でも沿線開発において東横線は当社店舗が少なく、日吉などの乗降数が多い駅は特に重要」との考えから、地域エリアでの物件を探していたといいます。

テナントの誘致について知る関係者は「小型食品スーパーの跡地ということもあり、まいばすけっとなども候補となっていたようだが、セリアが一番早く手をあげた」と語ります。

小さいながらも「重点エリア」での念願の出店とあり、今後の動向が注目されます。

【現地の様子】

すでに「セリア」オープンの掲示が成されていました(9月29日撮影)

すでに「セリア」オープンの掲示が成されていました(9月29日撮影)

10月12日(木)のオープン日が待たれます(同)

10月12日(木)のオープン日が待たれます(同)

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【参考リンク】

SOCOLA日吉店(Seria公式サイト)※営業時間:10時から21時、無休の予定。

アルバイト・パート募集~Seria(セリア) SOCOLA日吉店(同)※9月14日現在、オープニングスタッフ募集中とのこと


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