2023年の「お盆」期間の新幹線は、8月11日(金・祝)が混雑のピーク日となりそうです。
JR東海やJR東日本は来月(2023年)8月10日(木)から17日(木)まで8日間の指定席予約状況(7月26日時点)を公表し、東京など首都圏発の下り列車では3連休の初日となる8月11日(金)の予約が集中していました。
JR東海によると、期間中の東海道新幹線では321万席の指定席を用意しており、7月26日時点での予約は114万席で、昨年と比べて53%多く、新型コロナ禍前の2018(平成30)年と比較しても95%の予約数に達しています。
8月11日の午前中に東京駅から京都・新大阪方面へ向かう列車は「ほぼ満席」の状態だといいます。他の時間帯や日程は一部列車を除き余裕があるとのことです。
なお、JRの予約状況を公開している「JRサイバーステーション」(7月27日20時30分時点)によると、8月11日は新横浜駅を始発とする早朝の臨時列車「のぞみ491号」(新横浜6時3分発、新大阪行)の空席表示は「〇」印となっており、同様に新横浜始発の定期列車「ひかり533号」(新横浜6時発、新大阪8時13分着、広島行)は「△」印でした。両列車とも指定席のほか自由席も設定されています。
一方、JR東日本の東北・秋田・山形・上越・北陸の各新幹線も東京発の予約ピーク日は8月11日となっており、同日の「はやぶさ」や「こまち」は終日ほぼ満席とのこと。
このほか、在来線では「あずさ」や「かいじ」などの信州方面への特急列車が前年比で174%と好調で、「ひたち」や「ときわ」といった常磐線方面への特急列車は同167%、「踊り子」や「サフィール踊り子」など伊豆方面への特急列車が同133%などとなっています。
【関連記事】
・8月11日(金・祝)の「新横浜駅」は混雑、帰省ラッシュとライブが重なる(新横浜新聞~しんよこ新聞、2023年8月7日)※リンク追記
・日吉・新綱島から京都へ朝8時前に着く臨時「のぞみ」号、3月は4日間運転(2023年2月20日、お盆期間も運行)
・【前年記事】2022年「お盆」期間、東海道新幹線は8月11日(祝)が混雑ピークか(新横浜新聞~しんよこ新聞、2022年7月27日)
【参考リンク】
・JR東海「2023年度 お盆期間の指定席予約状況について」(PDF、東海道新幹線の状況)
・JR東日本「『お盆期間』の指定席予約状況のお知らせ」(PDF、東日本エリアの各新幹線、在来線の状況)
・JRサイバーステーション(6時~23時50分の間に全国列車の空席照会が可能)