<2023年GW>東海道新幹線などの「予約ピーク」は5月3日(水・祝)に | 横浜日吉新聞

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2023年のゴールデンウイーク(GW)は来月(2023年)5月3日(水・祝)が東海道新幹線などで混雑のピークとなりそうです。

JR東海やJR東日本は4月28日(金)から5月7日(日)までの10日間における指定席予約状況(4月12日営業終了時点)を集計し、東京など首都圏発の下り列車では5月3日(水・祝)がもっとも予約が多くなっていると発表しました。

東海道新幹線におけるGW中の予約状況(JR東海のニュースリリースより)

JR東海の東海道新幹線では、5月3日の午前に東京駅を発車する「のぞみ」や「ひかり」の多くが満席となっているといいます。

同日は、新横浜駅が始発となる早朝の「ひかり533号」も満席の表示で、3月18日のダイヤ改正から新設された臨時の「のぞみ491号」(5月6日を除く月・土曜日と5月3日・4日に運転)も指定席はほぼ売り切れている状態でした。

JR東日本の東北・秋田・山形・上越・北陸の各新幹線もピーク日は5月3日になっているといい、4月29日(土)も含め日中時間帯に満席となっている列車が多いとのことです。

GW中における東北・秋田・山形・上越・北陸の各新幹線と在来線特急の予約状況(JR東日本のニュースリリースより)

在来線では、「あずさ」や「かいじ」などの信州方面への特急列車が2018年のGW時と比べて126%の予約状況となっており、「ひたち」や「ときわ」といった常磐線方面への特急列車は同106%、「踊り子」や「サフィール踊り子」など伊豆方面への特急列車が同96%だといいます。

これまで、新型コロナウイルス禍の影響で2020年と2021年のGWは「緊急事態宣言中」で外出が難しく、昨年(2022年)は行動制限こそなかったものの3月に東北新幹線(山形・秋田新幹線含む)が東北地方で発生した震度6強の地震で脱線などの被害を受けたなかで迎えていました。

コロナ禍のなかった2019年GWは「令和」の開始にともなう10連休ということもあり、新幹線などは大混雑していた(2019年4月27日、新横浜駅)

今年のGWは現時点で外出を妨げるような出来事や制限はなく、一部の休日にはコロナ禍前に見られたような鉄道の混雑が発生する可能性が高そうです。

【関連記事】

・【前年記事】<2022年GW>3年ぶり新横浜駅や新幹線で一部混雑か、予約は前年比239%(新横浜新聞~しんよこ新聞、2022年04月15日)

【参考リンク】

JR東海「2023年度 ゴールデンウィーク期間の指定席予約状況について」PDF、東海道新幹線の状況)

JR東日本「『ゴールデンウィーク期間』の指定席予約状況のお知らせ」PDF、東日本エリアの各新幹線、在来線の状況)

JRサイバーステーション(6時~23時50分の間に全国列車の空席照会が可能)


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