東急バスが「日95系統」でスマホを使った共通定期券、臨港バス便も利用可 | 横浜日吉新聞

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日95系統に「スマホ定期券」が導入されました。

東急バスは今月(2023年)6月1日から臨港バスと共同運行する「日95系統」(日吉駅~新川崎交通広場)でスマートフォンアプリ「バスもり!」を使った共通定期券の販売を始めています。

アプリ「バスもり!」を使った東急バス定期券の一例、画面を運転手に見せる形で使う(東急バスの公式サイトより)

バスもり!は高速バスの電子チケット化などを展開するウェルネット株式会社(札幌市)が2017(平成29)年に開始した専用アプリによる定期券サービスで、今年(2023年)2月時点で全国233路線に導入されているといいます。

東急バスでは2021年12月に川崎市内の全線定期券などで導入を始め、昨年(2022年)3月からは他のバス会社と共同運行する一部路線に導入していましたが、日95系統は対象外となっていました。

今回、対象路線を日95系統にも拡大したもので、大人用の通勤定期券をバスもり!のアプリ上で販売するほか、通学・障害者・通勤小児の定期券は別の電子チケットアプリ「RYDE PASS(ライドパス)」(RYDE株式会社運営)上で販売するとのことです。

日95系統は日吉駅東口からプラウドシティ日吉、宮前中町、江川町、夢見ヶ崎動物公園前などを経由し、横須賀線・新川崎駅近くの「新川崎交通広場」までを結ぶ路線。2015(平成27年)年4月1日に東急バス新羽営業所と臨港バス神明町営業所が共同で運行を始め、1時間あたり2本程度を運行中(イメージ)

なお、日95系統の共通定期券(東急バス・臨港バス)の運賃は大人通勤1カ月が9880円。今回のスマートフォンアプリのほか、引き続きICカードなどの定期券は東急バス新羽営業所で販売。現時点では東急バスの武蔵小杉案内所でも取り扱っていますが、同案内所は6月末で閉鎖となる予定です。

【関連記事】

溝の口~新横浜の直行バスなどに「スマホ定期券」、東急バスが川崎で導入(新横浜新聞~しんよこ新聞、2021年11月8日)

【参考リンク】

スマホ定期券発売券種の拡大について(日吉駅東口~新川崎交通広場)(東急バス、2023年5月26日)

東急バス「バスもり!(スマホ定期券)」の案内ページ(共通定期券/溝の口駅~新横浜駅直行バスのみ)

東急バス「共通定期券」の案内ページ(他社と共同運行する路線の専用定期券)


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