JR東日本が「相鉄直通線」で乗車促進キャンペーン、利用ポイントを付与 | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

相鉄・東急新横浜線の開業に刺激されたのでしょうか。

JR東日本はきょう(2023年)6月1日(木)から「Suicaで相鉄・JR直通線に乗って出かけようキャンペーン」を初めて企画しました。

JR東日本が企画した「Suicaで相鉄・JR直通線に乗って出かけようキャンペーン」の案内ページ

このキャンペーンはJR東日本のポイントサービス「JRE POINT」に登録したSuica(スイカ)でJR線の対象駅(大崎、目黒、恵比寿、渋谷、新宿、池袋)から相鉄線へ、または相鉄線からJRの対象駅まで各1回目の利用時に35ポイントが付与されるという内容。

さらに対象区間を月に6回以上乗車した対象者のなかから毎月抽選で10人に5万ポイントのプレゼントが行われるといいます。いずれも期間は8月末まで。

2019年11月に開業した「相鉄・JR直通線」でJR東日本が独自にキャンペーンを展開するのはきわめて珍しいこと。

相鉄・東急新横浜線と相鉄・JR直通線の路線図、新横浜線のほうが圧倒的に直通できる駅が多く、武蔵小杉・渋谷・池袋の各駅はどちらの路線でも直通できる(相鉄の公式サイトより)

神奈川東部方面線という名で国や自治体が主導する形で一体的に整備された「相鉄・JR直通線」と「相鉄・東急直通線(新横浜線)」ですが、相鉄線武蔵小杉駅渋谷駅池袋駅の区間はどちらの路線からも直通が可能で、相鉄線沿線の利用者は選択ができるようになっています。

相鉄・東急直通線と比べて相鉄・JR直通線の運転本数は少ないだけにポイント付与は利用を始めるきっかけとなるかもしれません。

【関連記事】

<羽沢横浜国大駅>東急・地下鉄直通が加わり朝ラッシュ時に11種の行先(新横浜新聞~しんよこ新聞、2023年2月28日、近い時間帯に「JRの池袋行」と「東京メトロ副都心線の池袋行」がやってくる)

・【過去記事】相鉄・JR直通線が2周年、相鉄沿線を巡る「デジタルスタンプラリー」(2021年11月25日、イベントは相鉄だけで行うことが多かった)

【参考リンク】

Suicaで相鉄・JR直通線に乗って出かけようキャンペーン(2023年6月1日~8月31日、JRE POINTの公式サイト)


カテゴリ別記事一覧