初夏の風物詩「びわ」収穫の季節、新綱島駅に隣接の池谷桃園で | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

綱島東の池谷家に今年も「びわ」の収穫シーズンが到来。優しいオレンジ色の実が綱島の初夏を彩ります。

例年より早めの「びわ」の収穫を行う第16代当主の池谷道義さん。隣接地には建設も大詰めとなっている新綱島駅ビルが見える(5月31日)

例年より早めの「びわ」の収穫を行う第16代当主の池谷道義さん。隣接地には建設も大詰めとなっている新綱島駅ビルが見える(5月31日)

明治30年代からの百十数年もの桃栽培の歴史を継ぎ、現在、綱島で唯一の桃農家として知られる池谷家の「池谷桃園」(綱島東1)では、同園内に4本あるという、自家栽培の「びわ」の収穫をスタート。

先月(2023年)5月30日から、数量限定での「直売所」での販売を行っています。

“凶作”で2日間のみの販売だった昨年(2022年)とは異なり、「今年は豊作です。1週間程度は直売ができるかもしれません」と、第16代当主の池谷道義さん

地域貢献の一環として「地元の和の果実の味わいを楽しんでもらいたい」と限定数量のみ販売している

地域貢献の一環として「地元の和の果実の味わいを楽しんでもらいたい」と限定数量のみ販売している

販売開始も昨年より8日も早いスタート。例年よりも早い販売開始にもかかわらず、同園のインターネットによる情報発信などを見た近隣の人々が訪れ、販売初日から3日目となるきのう6月1日(木)も、わずか2時間ほどで売り切れになったといいます。

梅雨入りの可能性もあるというきょう2日(金)は、雨が降ると収穫ができないこともあり、きのう1日のうちに多めに収穫したとのこと。

きょうは荒天予報ということもあり、「15時から1時間限定での販売予定となります。販売自体は行いますので、くれぐれも足下に気を付けてお越しいただければ」と、数量は限られているものの、地元で採れた「和のフルーツ」の味わいを、地域の人々と今後も分かちあっていく考えです。

新綱島駅周辺の工事に伴い、現在「直売所」への入口が鶴見川寄りの1カ所のみとなっている

新綱島駅周辺の工事に伴い、現在「直売所」への入口が鶴見川寄りの1カ所のみとなっている

【関連記事】

“綱島の桃”の歴史を伝えたい、「横浜ミストリー」が5月末まで全国放映(2023年5月4日)

・【過去の記事】<綱島・池谷家>桃待つ農園で「びわ」を販売、SNSの新規開設も(2020年6月5日)

【参考リンク】

池谷桃園(旧:綱島ピーチゴルフセンター)のサイト ※「びわ」や「桃」の直売所での販売情報を掲載。収穫日のおおむね午後に更新、メールや電話での問い合わせは行っていない

池谷桃園の公式Facebookページ

池谷桃園の公式ツイッター


カテゴリ別記事一覧