港北区民にとって「身近な」買い物スポットが15周年を迎えています。
東急線日吉駅構内にある日吉東急avenue(アベニュー、日吉2)は、「東急百貨店日吉店」から名称を変更しあす(2023年)3月27日(月)で15周年を迎えることから、3月23日(木)から29日(水)まで「アニバーサリーフェスタ」を開催しています。
今回、地域に配布された案内チラシには、慶應義塾大学総合(綜合)美術団体「パレットクラブ」に所属している下鳥(しもとり)文也さんが描いたイラストを使用しています。
「パレットクラブ」は、慶應大学唯一の公認美術サークルとして1899(明治32)年に設立されたといい、日吉のアトリエを中心に活動を行っているといいます。
日吉東急の担当者は、「慶應大学との連携を検討している中、(同クラブの皆様を)ご紹介いただくことができました」と、今回の初チャレンジが大学側の協力により具現化できたことを喜びます。
にぎやかさやカラフルさに彩られた日吉の街、水晶のようなかたちのその中に佇(たたず)む同館を描いた下鳥さんは、「(日吉東急は)商店街や学校、住宅街に囲まれ、地域に根差した存在だと感じます。そんな温かみのある情景を、15周年をお祝いする想いを込めて制作しました」とのコメントを寄せています。
下鳥さんの作品については、日吉東急内での掲示などにてアピールしているといい、「日吉東急は地域の皆様に支えられて15周年を迎えることができました。これからも、より一層のおもてなしを心がけてまいります」と、担当者は、各ショップでのプレゼント企画や割引、特別販売やサービスの利用を広く呼び掛けています。
トレッサ15周年は「北棟」に続き「南棟」も
師岡町にある複合商業施設「トレッサ横浜」南棟も、あす3月27日で開館15周年を迎えます。
すでに15周年を2022年12月5日に迎えていた北棟とともに、トレッサ全体で揃(そろ)って「15周年」を迎えることができたこともあり「15th誕生祭」と銘打ったイベントや企画を3月17日(金)からきょう3月26日(日)まで開催しています。
南棟1階のインフォメーションを3月11日(土)から移転リニューアルしたほか、同17日(金)からは同1階のフードコートも刷新しています。
これまでの450席から500席に座席数を増やしたほか、「クイックエリア」や「ファミリーエリア」といったシーンに合わせてのリニューアルを実施。「使いやすく生まれ変わりました」と担当者は今回の改装ポイントを説明します。
同日にはフードコート内に新店「肉問屋肉丸商店」(株式会社ゼンショク、本社:大阪府茨木市)を開店したほか、北棟3階の「ワークマンプラス」(株式会社 ワークマン、本社:群馬県伊勢崎市)の隣接店舗スペースに、新たに「ワークマンシューズ」を新設し拡大リニューアルオープンしています。
きょう3月26日(日)には北棟2階リヨン広場で「ジャグバンドパーティー(Jug Band Party)」によるライブパフォーマンス(11時30分・14時30分・16時30分、各回約30分)を予定。
あわせて「楽器づくりワークショップ」(定員:各回30人、10時10分~11時25分・13時~14時25分、15時30分~16時25分)の開催も予定しているとのことです(参加費500円)。
ゴールデンウィークまでに、さらなる新店オープンといった「15周年企画」を行っていく計画もあるといい、これからもトレッサをさらに魅力あふれる“スポット”にすることができるのかにも大きな注目が集まる日々となりそうです。
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・【過去記事】10周年の日吉東急アベニュー、3/22(木)から「福袋」や“ドリームプラン”販売(2018年3月21日)※施設自体のオープンは1995年11月(東急百貨店日吉店)。「ゆるキャラ来訪」など“コロナ禍”前らしい企画も
・【過去記事】10周年迎えたトレッサ、新スポットに込められた“次の10年”戦略とは(2018年4月28日)
【参考リンク】
・日吉東急アベニュー公式サイト(株式会社東急百貨店)
・トレッサ横浜公式サイト(株式会社トヨタオートモールクリエイト)