<記事ランキング>10年の苦闘を経て港北区内を貫いた「新横浜線」 | 横浜日吉新聞

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この一週間に読まれた記事のベスト10を紹介する「週間ランキング」。今回、もっとも読まれた記事は3月17日に公開した「あす相鉄・東急『新横浜線』が開業、工事と変化に耐えた港北区の10年超」の記事でした。

ランキング今回は今月(2023年)3月17日(金)から23日(木)までの7日分を集計対象とし13万8541ページが表示されています。

読まれた記事のベスト10は以下の通りです。カッコ内は記事公開日と表示回数(ページビュー=PV)

1.あす相鉄・東急「新横浜線」が開業、工事と変化に耐えた港北区の10年超(3月17日、10,790)

→ 工事が始まったのは2013(平成25)年10月ですので、完成までにほぼ10年を要したことになります。この路線は羽沢横浜国大駅寄りの一部を除きすべて港北区内に建設されており、数は少ないながらも工事にともなう移転や騒音、地下の土地使用権の設定など港北区民に大きな影響を及ぼしました。また、一歩間違えば大事故につながりかねない道路陥没も環状2号線上で二度起きています。

大倉山の住宅街では、地下深くへの計画変更を求めて裁判を起こした方もいましたし、地中の浅い位置に広がる軟弱地盤の危険性を地域住民が訴え続けていた通り、実際に地下浅くに掘っていた場所で陥没が起きてしまいました。

→ 駅さえもできず、住宅街の真下にトンネルが掘られることになる大倉山周辺の人たちの苦悩は、あまり知られていません。一方、計画をつくる側としては、新横浜駅の乗り換え環境を考えると、位置をこれ以上深くはできないという事情もありました。

→ この間には新型コロナウイルス禍という未曾有の災害が起きるなか、狭くて環境が良いとは言えない地下空間で工事を続ける現場の人たちの懸命な努力が見られました。開業の日に涙を流していた鉄道会社社員の姿もありましたが、計画を立てたり、調整したりする側の人たちにも多大な苦労があったことでしょう。もう完成時期を遅らせることは許されない環境でした

→ 軟弱地盤と住宅密集への対応が必須だった新綱島駅の建設や、地下鉄を止めずに交差させて建設しなければならなかった新横浜駅、東横線を運行しながら高架下に掘らざるを得なかった日吉駅付近のトンネルなど、土木技術面でも悩まされたはずです。

→ 高速道路の「横浜環状北線」や雨水管など港北区内の地下に張り巡らされた多数の重要インフラを避けながらトンネルを掘ることの難しさは、当初計画の遅れにもつながりました。相次ぐ道路陥没に見舞われた場所は、地中を貫く環状北線を避けるため浅い位置にトンネルを通さざるを得ない区間でした

→ 東京都心部のプロジェクトでもない限り、こうした開業までの苦労話が広く伝わることはありませんので、注目を浴びる今こそ知らせるチャンス、ということで年表として記事にしたものです。無数の人たちの努力と協力と10年という時間をかけて完成しましたので、新横浜線を大いに有効活用して欲しい、と区民の一人として願っています

2.雨中のスタート「新横浜線」、新綱島駅などに前夜から記念切符求め長い列(3月19日、10,417)

→ 先週3月18日(土)に開業した新横浜線。冷たい雨が降るなかで前夜から記念入場券を求めて並んだり、早朝から駅へ詰めかけたり、降り続く雨のなかで行われた開業記念イベントのブースに並んだりと、「お祭り」のような1日となりました。ちなみに新綱島駅では前夜の18時ごろから並んでいる方もいた様子で、朝4時の段階で「北口(日吉寄り)」は長蛇の列でした。なお開業関連イベントは来月4月15日(土)に羽沢横浜国大駅でも予定されています。運賃は若干かかりますが、日吉から3駅、新綱島からは2駅ですので、ぜひ訪れてみてください

3.「新横浜線」記念番組を沿線テレビ局3社が制作、開業日夜に同時放送(3月16日、6,874)

→ 2週連続でランキング登場です。「イッツコム(iTSCOM)」と「YOUテレビ」、「YCVチャンネル(横浜ケーブルビジョン)」が共同で新横浜線の開業記念番組「結ばれる街とまち~新横浜線ついに開業」を製作し、開業当日のほか、再放送も行われていますので、加入者の方はチェックしてみてはいかがでしょうか

4.<新綱島駅>3月18日(土)の開業日は朝5時から“記念入場券”を販売(3月14日、5,773)

→ 2週連続でランキング登場です。当日は記念入場券を求める「北口」の行列がすごかったのですが、「南口(鶴見川寄り)」にも券売機での1番切符を求める人たちが朝4時過ぎの段階で7人ほどおり、先頭の人は前夜から並んでいたとのことでした

5.<新横浜線>3月18日(土)の開業当日は新横浜駅で「記念イベント」開催(3月14日、5,062)

→ 2週連続でランキング登場です。新横浜線の開業記念イベントは新横浜駅前の「東広場」で行われたのですが、まさかの雨天となってしまい、傘を差しながらも朝から人が押し寄せ会場はぎっしり。オープニングセレモニーも1時間以上前から人垣ができ、ステージに近づくことさえ難しい状況を見て、主催者や関係者も驚くといいますか、あまりの人出と熱気に恐れさえも抱いてしまうほどでした

6.<湯けむりの庄>新綱島駅の開業記念で館内イベント、南口駅前から送迎も(3月17日、4,948)

→ 駅開業前の2021年から新綱島駅の南口近くに送迎ワゴン車の発着場を設けている樽町の日帰り温泉施設で、駅開業を記念した館内イベントが企画されています。新型コロナ禍後では久しぶりの企画とのことです

7.<慶應塾高>5年ぶり「春のセンバツ甲子園」、日吉から“新しい野球”で全国優勝目指す(1月28日、3,222)

→ 1回戦に前年夏優勝の仙台育英高校という強敵と当たってしまいましたが、慶應高校は延長に持ち込む大接戦を演じ、初の「タイブレーク戦」に突入。実力差はほとんど見られなかったものの、甲子園常連校との細かな経験の差が出たのか非常に惜しいサヨナラ負けとなりました。当日の模様はこちらの記事でレポートしています

8.<東急新横浜線>綱島と新綱島は「同じ駅」扱い、日吉~新横浜間は250円(2022年8月9日、2,755)

→ 昨年8月の記事ですが久しぶりにランキング登場です。定期券では「綱島」も「新綱島」も同じ駅として扱われ、どちらでも乗降が可能です。また、東京方面への普通運賃も両駅で同じ額に設定されていますので、どちらから乗降しても変わりません

9.<東急ダイヤ改正>日吉始発の目黒線は「各停」に、日中毎時8本が残る(2月18日、2,531)

→ こちらも2月の記事ですが久しぶりのランキング登場です。日中の目黒方面行では、新横浜線方面からの急行列車が日吉駅に着くと、2~4分後に日吉始発の各駅停車と連絡する形のダイヤが組まれています

10.<卒業シーズン>50周年最終章迎えた師岡小、サプライズ演出で子どもたちの記憶に(3月17日、2,509)

→ 横浜市内で最多の児童数となっている「師岡小学校」では、今年卒業する児童に向けてPTAがさまざまなサプライズ演出を企画しました。樽町中学校などへ行っても師岡小時代の良き思い出として覚えておいてほしいと思います

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(PV数はすべて米グーグルのサービス「Googleアナリティクス(Google Analytics)」の解析による推計値です)


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