三連休で困ったら、きょう11(日)が最終日の「矢上祭」に行けば子どもは大喜び! | 横浜日吉新聞

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グラウンドなどで子どもが楽しめる催しがいっぱいの「矢上祭」

グラウンドなどで子どもが楽しめる催しがいっぱいの「矢上祭」

慶應義塾大学理工学部の「矢上キャンパス」(日吉3)で2015年10月10日(土)に開幕した「矢上祭」は、きょう11日(日)が最終日となります。“理系学園祭”ならではの楽しい催しと子ども向けの企画が盛りだくさんで、キャンパス内では初日から幼児や小学生などを中心に子ども連れの姿が数多く見られました。

矢上キャンパスの校舎へ向かう坂や階段には、第16回目となる今年のテーマ「Nature」にちなんだ緑色が主体の可愛らしいイラストがアレンジされていて、文化祭気分が盛り上がります。

坂と階段を上がった校舎の下の受付でパンフレットや「やがみさいスタンプラリー」の台紙を受けとり、会場内に入りましょう。

特に人気なのは、グラウンド(正面から入って右側奥)での催しです。ラジコンカーのレースや、キックターゲットといった身体を動かし遊ぶことができるスポーツ体験など、広々としたグラウンドの特性を活かした遊びの空間があります。

体育館内では手作りのプラネタリウムや子供向けの実験などが行われている

体育館内では手作りのプラネタリウムや子供向けの実験などが行われている

同じくグラウンドで男女問わず小さな子どもが参加しやすそうなのは「縁日」ブース。ヨーヨーすくいやわなげ、輪ゴム射的などをなんと無料で体験ができ、しかも100点以上獲得すれば景品もあるのです。子どもにやさしい矢上祭の懐の深さを感じさせられます。

グラウンドに行った際に立ち寄りたいのがグランド入口近くの「体育館」で、ここでは「天文」や「やがみ科学館」など、子どもたちが体験しながら感じ、遊べる”理系学園祭”ならではの催しが多数行われています。

「天文」でのプラネタリウムや、宇宙空間をイメージしたかのような幻想的な暗闇での的当て、「科学館」での巨大しゃぼん玉や、色水が信号色に変化する「交通信号反応」、スライム作り体験、ストロー笛吹き、磁石の仕掛けもあるコリントゲームなど、何度子どもたちが体験しても飽きない様子でした。

日吉の子どもたちに絶大な支持を得る矢上祭名物の「お化け屋敷」

日吉の子どもたちに絶大な影響力がある矢上祭名物の「お化け屋敷」

そして、小、中学生に絶大な支持を集めるのが矢上祭恒例の「お化け屋敷」(正面から入り左一番奥の「11棟」地下2階)。大人気の企画なのでかなり長めの待ち時間を覚悟しなければなりませんが、その怖さは、やはり理系学園祭ならではの映像上映も恐怖感を煽り、また迫力あるお化けの登場など、商業的にやっているお化け屋敷に負けないとの評判も。未就学児や小学生低学年の子どものなかには、「怖い、怖い」と泣いて途中で「リタイア」する姿も多く見られました。また、男の子たちにとっては、このお化け屋敷で泣かない、というのが一つの「勲章」になったりもしているようです。

それでもやはり、お化け屋敷にひかれてしまう子どもたちが多く、毎年長い行列となります。特に小学校高学年近くの子連れの人にとって、矢上祭のお化け屋敷は必見かもしれません。

きょう、最終日の10月11日(日)の午前中は雨の予報ですが、天候は早い時間から少しずつ好転しつつあるようです。矢上祭の開催時間は10時から19時までで、18時50分からはグランドで花火の打ち上げもあります。(開場は18時40分を予定)

三連休の行楽に困っている日吉のお父さんやお母さんは、ぜひ矢上祭に行ってみてはいかがでしょうか。無料での体験も多く、かつ子供にこれだけやさしい学園祭は全国の大学でも貴重な存在です。

【参考リンク】2015年「矢上祭」公式ホームページ

【場所・ルート】グーグルマップ(日吉駅東口から綱島街道経由で約1km徒歩11分)

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