路線バスの貴重な割引企画がこの春も行われています。東急バスは「こども50円キャンペーン」を今月（2022年）3月26日から始めており、来月4月4日（月）までの間は小学生以下の運賃が「50円」となっています。
綱島街道を走る東急バス
小学生の長期休み期間に運賃を“ワンコイン”として公共交通機関の利用を促す取り組みは、2020年春の新型コロナウイルス禍の前まで多くのバス会社で行われていましたが、乗客減による経営状況の悪化もあって横浜市交通局や川崎市バスなどが取り止めています。
一方、東急バスではこの間もゴールデンウイークや夏休み、冬休み期間中も含めて年に4回の“50円キャンペーン”を行っており、今回も実施されることになりました。
東急バスの乗車時に、小学生以下（小児）であることを乗務員に申し出ることが必要で、現金のほか、パスモ（PASMO）やスイカ（Suica）など交通系ICカードで支払いも可能。
対象は「東急バス全線」ですが、空港連絡バスや高速乗合バス、通勤高速バス、「新横浜駅～溝の口駅間」の直行バス、深夜急行バス、コミュニティバスなどは対象外となります。
【関連記事】
・横浜市交通局、20年以上続けた「バス50円・地下鉄110円」は再開できず終了（新横浜新聞～しんよこ新聞、2021年4月23日、市営はコロナ禍により50円キャンペーンをやめている）
・＜東急バスや臨港バスなど＞ICカード利用時の「特典ポイント」相次ぎ終了（2021年3月18日、こちらもすべてのバス会社がやめている）
【参考リンク】
・東急バス「こども50円キャンペーン」（2022年3月26日～4月4日）
・東急バス「お得な運賃」の一覧（1日フリー券など）
