緊急事態宣言が今月(2021年)1月8日(金)に発出されてから11日が経っても、横浜市では1日の新規感染者の最多を更新し続けており、効果が表れていない状況です。きょう1月18日(月)には市内で発生した新型コロナウイルスの新規感染者数は、初めて1日500人を突破。累計感染者数も1万5000人を超えました。【2021年1月18日22:39記事公開】
横浜市では、4日前の先週1月14日(木)に記録したばかりの過去最多(488人)を更新し、1月18日(月)の新規感染者は500人を大きく超える542人を記録。
また、累計感染者数は昨年大みそか(12月31日)に1万人を突破したばかりでしたが、18日間で1万5000人を突破して1万5287人に達しました。
今月は1月8日(金)から神奈川県や東京都など首都圏1都3県に「緊急事態宣言」が出され、外出自粛が求められていますが、横浜市では発出前の7日間(1月1日~7日)は1日平均167.5人にとどまっていた新規感染者が、発出以降の11日間(1月8日~18日)は1日平均359.7人と逆に2倍以上に増加。緊急事態宣言の効果がまだ見えてきません。
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・1日に「488人」の新規感染者が発生した横浜市、もう過去最多を更新(1/14時点)(2021年1月14日)
・港北区で週間「230人」が新規感染、新年に入りほぼ倍増ペース(1/14時点)(新横浜新聞~しんよこ新聞、2021年1月15日、市内での新規感染のうち、少なくはない割合が港北区民となっている)
・2月7日(日)まで首都圏で「緊急事態宣言」、神奈川県民に外出自粛を要請(2021年1月8日)
【参考リンク】
・横浜市内の陽性患者の発生状況データ・相談件数(横浜市)
・新型コロナウイルス感染症による新たな市内の患者確認について(横浜市、2021年1月18日、計542人が確認された)