綱島の「花と緑のまちづくり」がスタート、綱島公園の花植えで40人が想い共有 | 横浜日吉新聞

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“オール綱島”体制での、壮大な綱島の街の「花と緑のまちづくり」がキックオフ。綱島の人々の憩いの場・綱島公園(綱島台)で、そのスタートとなる花壇づくりが初めて行われました。

綱島の「花と緑のまちづくり」のスタートを彩った皆さん(10月26日、綱島公園プール横にて)

綱島の「花と緑のまちづくり」のスタートを彩った皆さん(10月26日、綱島公園プール横にて)

横浜市環境創造局が行う「横浜みどりアップ計画」での助成を受け、今年(2020)年4月から3年後(2023年3月末)まで、3カ年かけての地域緑化計画の実現に向けて、新しいスタートを切ることになった「花と緑で人をつなぐ『つなしま』~つなつなプロジェクト」

今週(2020年)10月26日朝、綱島エリアで花と緑のまちづくりを行うことを目的とした地域団体「フローラルつなしま」(正式名称:綱島西地区緑のまちづくり推進団体、中森伸明会長)の呼び掛けにより、綱島地区センターガーデニングクラブやグループ花いっぱいTsunashima、よこはま花と緑の推進リーダーなど12団体のボランティア約40人が集結。

綱島地区連合自治会の佐藤会長(中央)も来訪し、「つなつなプロジェクト」を激励。右は同プロジェクトの中森会長。綱島地区センターの田川副館長(左から2人目)は新しく街に転入してくる人々との交流の必要性を訴えた

綱島地区連合自治会の佐藤会長(中央)も来訪し、「つなつなプロジェクト」を激励。右は同プロジェクトの中森会長。綱島地区センターの田川副館長(左から2人目)は新しく街に転入してくる人々との交流の必要性を訴えた

6つのグループに分かれて、園内の4つの花壇と、5つの桜の木を囲うサークルに、約250株の「宿根草」や、約50球の球根を植える作業を約1時間かけて行い、綱島公園の「花と緑」に新たな彩りを加えていました。

この日は、綱島地区連合自治会の佐藤誠三会長や、市環境創造局の井上雅人係長橋本悟史さんも来訪。

綱島らしい「にぎわい」感ある地域まちづくりのスタートの瞬間を祝い、これからの3年間の取り組みについても励ましの言葉を送っていました。

長く楽しめる草花をチョイス。桜の木の周りにもサークルを作り、花植えを行った。こどもログハウス(モッキー)の景色も、より彩り鮮やかに

長く楽しめる草花をチョイス。桜の木の周りにもサークルを作り、花植えを行った。こどもログハウス(モッキー)の景色も、より彩り鮮やかに

「フローラルつなしま」の事務局・綱島地区センター(綱島西1)の田川正人副館長は、「今回、市から助成金をもらって活動する目的は2つあります。花と緑でまちをきれいにしようという活動、そしてこういった活動をきっかけに、『人づくり・街づくり』をしましょうという大きな目標があります」と、今回のプロジェクトのミッションについて改めて説明。

「どんどん新しい人たちが(綱島の街に)転入してきています。そういった人々との関係を、どんどん作っていかないといけないな、と。こういった活動が、できるだけ安心して楽しく暮らせるまちをつくるためのきっかけの一つとして、皆さん自身が新しい方々を迎えていただき、地域に入ってもらうための“伝道師”になってもらえれば」と、綱島の街がより住みやすく、また安心して地域活動に参加できる街になるためのプロジェクトへの協力、新しく地域に住まう人々との関係性を深めてもらいたいと呼び掛けます。

綱島公園プール(テニスコートとして今の季節は使用)の横の2つの花壇でも花の苗や球根を植える作業が行われた

綱島公園プール(テニスコートとして今の季節は使用)の横の2つの花壇でも花の苗や球根を植える作業が行われた

新型コロナウイルスの影響で、春から夏にかけても活動が制限されたこともあり、このタイミングでのスタートとなった「つなつなプロジェクト」の新たな船出

新しく街を訪れ、住まう人々にとっても、花と緑を通じた和みの風景、そしてそれを生み出す人々の営みは、地域で「仲間をつくる」ための貴重なチャンス、そして大切な「想いを共有」する機会としても広く認識されることになりそうです。

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「オール綱島」で花・緑・人がつながる、街づくりの一大プロジェクトが4月に始動(2020年2月19日)

【参考リンク】

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