日吉駅前で3年ぶりオペラ「フィガロの結婚」、12月の3公演は残席わずかの回も

横浜日吉新聞

師走の日吉の街を、3年ぶりのオペラ公演が熱く盛り立てます。慶應義塾大学日吉音楽学研究室は、来月(2019年)12月1日(日)8日(日)14日(土)15時(開場14時)より、日吉駅前の同大学協生館内・藤原洋記念ホール(日吉4)にて、オペラ「フィガロの結婚」公演(全幕・イタリア語上演:日本語字幕付き)を行います。

来月(2019年)12月1日(日)・8日(日)・14日(土)15時(開場14時)より慶應義塾日吉キャンパス藤原洋記念ホール(日吉4)にて上演されるオペラ「フィガロの結婚」公演の案内チラシ(主催者提供)

来月(2019年)12月1日(日)・8日(日)・14日(土)15時(開場14時)より慶應義塾日吉キャンパス藤原洋記念ホール(日吉4)にて上演されるオペラ「フィガロの結婚」公演の案内チラシ(主催者提供)

今回のオペラ公演は、3年ぶり3回目。同研究室の慶應義塾大学コレギウム・ムジクム・オペラプロジェクト(“コレギウム・ムジクム”は古楽復興を目指す愛好団体の意味)として実施。

同大学の日吉キャンパスでは、近年、日吉音楽学研究室が中心となり、全学部の学生を対象に「実践的な音楽の授業を幅広く展開」することを実現。

2013(平成25)年に、“それまでとは一線を画す壮大なプロジェクト”になったという、モーツァルトの晩年の傑作「コジ・ファン・トゥッテ」を初上演。2016(平成28)年には、やはりモーツァルト作曲の「ドン・ジョバンニ」のオペラ公演を行っています。

美しい旋律に満ちているばかりでなく、誰もが楽しめる、そして感動できる、不朽の名作」(同研究室)として知られる「フィガロの結婚」。

フランスの戯曲家・カロン・ド・ボーマルシェによる3部作の第2部がオペラの基になっており、フランス革命の機運が高まる中書かれたことから、支配階級に対する批判が、ときには痛烈に表現されているものの、決して、政治的な作品ではなく、オペラの台本は「喜劇」としてまとめられていることでも人気を博しているといいます。

「フィガロの結婚」公演の案内チラシ裏面。前回(ドン・ジョバンニ)のキャスト7名のうち、6人が再び参加することに(主催者提供)

「フィガロの結婚」公演の案内チラシ裏面。前回(ドン・ジョバンニ)のキャスト7名のうち、6人が再び参加することに(主催者提供)

「モーツァルトが巧みに音楽を付けることで、劇的な効果が多分に生み出されているのが特徴です」と、総監督・指揮を務める同大学教授の石井明さんは、同作品の魅力を熱く語ります。

また、当日のキャストも、「前回(ドン・ジョバンニ)のキャスト7名のうち、6人が再び参加してくれています。ただ、登場人物の数が多いので、新たに加わっていただいている方が3人と、さらに豪華な布陣となっています。皆さんとても素晴らしい仕上がりで、当日の作品を期待していただけるのでは」と、オペラ歌手一人ひとりの“舞台での輝き”にも期待してもらいたいとのこと。

石井さんは、「学生は、これまでと同様、オーケストラ、合唱、そして演出を担当していて、それぞれが真剣にプロジェクトに取り組んでいます。学生に対する教育の一環として行われている事業ですが、地域の文化の発展に貢献したいという願いを持って活動しているのは間違いありません。つまり、単なる学校行事ではなく、多くの方々にオペラを体験していただき、芸術文化に触れていただきたいと考えています」と、今回のオペラプロジェクトにおいても、地域に開かれたイベントとして行うことの意義について説明します。

「慶應義塾大学 日吉音楽学研究室」のサイト(写真・リンク)では、今回のチケット情報のほか、慶應大学における音楽学教育、研究に関するさまざまな情報を提供している

「慶應義塾大学 日吉音楽学研究室」のサイト(写真・リンク)では、今回のチケット情報のほか、慶應大学における音楽学教育、研究に関するさまざまな情報を提供している

公演場所の藤原ホール(藤原洋記念ホール)についても、「慶應義塾創立150年を記念して建てられた、この500人規模の美しい音楽ホールは、類まれな素晴らしい音響設備を持っています。このような環境でモーツァルトのオペラを体験できるということは、慶應義塾ならではのイベント。残席わずかの日程もありますので、ぜひお早目にチケットをお求めください」と、当日の多くの来場を呼び掛けています。

なお、キャストは全公演共通の予定で、ヴィタリ・ユシュマノフさん佐田山千恵さん朝倉春菜さん白岩洵(じゅん)さん神田沙央理さん二瓶純子さん望月一平さん根津久俊さん神戸(かんべ)佑実子さんを予定。

演奏は、学生らによる「慶應義塾大学コレギウム・ムジクム・オペラプロジェクトオーケストラ・合唱団」が担当。

チケット予約・販売は、イープラス(e+)、セブンイレブンチケット、慶應生協日吉店3階プレイガイド、同研究室での取り扱い(一部終了)。小学校1年生以上(就学児)から入場が可能です。

【関連記事】

慶應日吉で7/6(土)に古楽コンサート、7/13(土)はミニオペラも披露(2019年7月5日)※7月13日の公演では、今回のオペラの進捗報告として公演を実施

残席は12/25(日)のみ、3日間公演のオペラ「ドン・ジョバンニ」に高まる期待感(2016年12月10日)※第2回(3年前)のオペラ公演もチケット完売となるなど大盛況だった

【参考リンク】

慶應義塾大学 日吉音楽学研究室のサイト  ※チケット予約案内あり

コンサート情報~これから開催するコンサート(同)

慶應義塾大学コレギウム・ムジクム・オペラプロジェクト2019(セブンチケット)

慶應義塾大学コレギウム・ムジクム・オペラプロジェクト2019 モーツァルト作曲《フィガロの結婚》全幕公演のチケット情報(イープラス)


グーグル配信による広告と関連記事の紹介

カテゴリ別記事一覧