“MBA(経営学修士)の甲子園”と言われる大会が今年(2018年)も7月に日吉で行われます。今回で9回目を迎える「日本ビジネススクール・ケースコンペティション」(JBCC、同実行委員会主催)は、国内企業が抱える問題をテーマに、日本のMBA生が戦略提言を行う国内最大級の大会で、来月(5月)2日まで参加チームの募集が行われています。
この大会は、MBAを取得するための「ビジネススクール」と呼ばれる高等教育機関に所属する学生を対象に行われており、昨年は25校から170チーム(623名)が参加。本選には9校の20チーム(78名)が進出し、グロービス経営大学院(東京・麹町駅近く)の「経営研究科・西沢隆チーム」が優勝しています。
現在は国内に多数あるビジネススクールのなかで、最古となるのが1969(昭和44)年に日吉キャンパスで設けられた慶應義塾大学の大学院経営管理研究科(KBS)で、日吉はいわば日本のビジネススクール発祥の地といえます。
そんな“ビジネススクールの原点”の場所で行われてきた大会は、「教室外での学びの機会を増やす」という目的のもとで2010年に始まり、毎年参加学校と参加者数が増加。今年もさらなる激戦が予想されます。
優勝者を決定する本選(セミファイナル・グランドファイナル)は7月16日(月)に日吉キャンパス内協生館の「藤原洋記念ホール」で開かれる予定です。
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・半世紀近い歴史を刻んだ日本最大級の「日吉台学生ハイツ」、3/20に迫る終幕(2016年2月20日、KBSが開校間もない頃は日吉台学生ハイツにも教室を置いていた)
【参考リンク】