小さな「がけ地」に潜む危険、3/17(土)に日吉キャンパスで対策学ぶ実践研修会

横浜日吉新聞

3月17日(土)午前に行われる研修会「港北区民の自力防災活動向上を目指して」のチラシ(港北区)

小規模ながけ地の多い日吉だからこそ学ばなけれならない内容といえそうです。港北区は今週(2018年3月)17日(土)の10時から2時間にわたり、慶應義塾大学日吉キャンパス内で「港北区民の自力防災活動向上を目指して」と題した研修会を開きます。

講師をつとめる慶應義塾大学名誉教授の岸由二さんは、これまで港北区内のがけ地調査を行ってきた経験から、日吉エリアをはじめとした港北区内には大規模ながけ地こそないものの、区内に点在する「小流域」と呼ばれる身近な小規模ながけ地にこそ危険が潜んでいると指摘します。

“小流域水土砂災害対策研修会”と題した今回は、日吉キャンパス内で行われてきた簡易的な対策方法を見学したり、実際に対策作業を行ったりすることで、小規模がけ地における実践的な防災対策を学べる内容となっています。

慶應義塾で日吉キャンパスを担当する鈴村直樹常任理事が鶴見川流域水協議会や国交省からの表彰状を受け取った(鶴見川流域水協議会提供)

研修の場所となる慶應義塾大学日吉キャンパスは、多発する洪水被害をきっかけに総合治水の強化と市民らとの連携を打ち出した「鶴見川流域水マスタープラン」の理念にのっとり、“慶應(日吉)の森”の自然保護活動を1991年ごろから続けています。そうした長年の取り組みに対し、今年2月には鶴見川流域水協議会と国土交通省関東地方整備局から「鶴見川流域水循環系健全化貢献者表彰」を受けたばかりでした。

これまでも雑木林の再生による保水力の回復や、生物多様性の保全といった実践的な取り組みの場となってきた日吉キャンパス。都市における防災のあり方を考えるには、最適な場所といえそうです。

今回の研修会は定員30名程度。参加希望者は今週15日(木)までに港北区役所総務課(045-540-2206)へ電話かEメール(ko-bousai@city.yokohama.jp)で申し込みが必要です。当日は軽作業に適した服装で参加してください、とのことです。

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<丘の多い日吉は特に重要>横浜市が港北区内940カ所の「がけ地」を現地調査(2016年4月14日、一昨年は区内で大規模調査も行われている)

丘の多い日吉ならではの「防災」を学ぶ、2/3(土)午後に慶應キャンパス内ツアー(2018年01月30日)

【参考リンク】

日吉キャンパスが「鶴見川流域水循環系健全化貢献者表彰」を受ける(2018年2月15日、慶應義塾)


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