箕輪町1丁目に本社を置くコーエーテクモホールディングス(HD)の中核を担う子会社のコーエーテクモゲームスは、みなとみらい地区に建設する新本社ビルについて、来月(2017年12月)1日に着工すると発表しました。
同ビルは横浜駅東口から徒歩約10分、地下鉄新高島駅から徒歩約3分の8670平方メートルの土地に、地上15階・地下1階建てで、2020年1月に竣工予定。1600人収容の本社オフィスと立席で2000人収容のライブハウス型ホール部分をコーエーテクモゲームスが取得。9階から15階フロアは約230室の「東急REIホテル」になるといいます。
コーエーテクモグループでは、新本社について「コンテンツ発信・情報発信や新たなIP(知的財産)展開拠点と位置付けます」とし、「新たな本社となるこの地から、家庭用ゲーム、スマートフォンアプリといったゲームコンテンツはもちろん、当社グループが長期戦略として掲げる『コンテンツ・エキスパンション戦略』に基づき、当社IPを活用したグッズや音楽コンテンツ、さらにはライブイベントなど多角的なエンタテインメントを全世界に向けてお届けしてまいります」(ニュースリリース)としています。
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【参考リンク】
・コーエーテクモゲームスの新本社ビル、いよいよ着工! 2020年1月に竣工(2017年11月27日、コーエーテクモゲームス)
・横浜みなとみらい21地区に「東急REIホテル」出店~オフィスとライブハウス型ホールとの複合施設に、2020年春 開業予定(2017年3月30日、株式会社東急ホテルズ)