<日吉駅前の商店街>60年近い歴史持つ2店が閉店を告知、地元居酒屋も | 横浜日吉新聞

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日吉駅前の西口商店街で長年親しまれた3つの店舗がこれから閉じられようとしています。

普通部通りの「日高屋」の2階にあるウスイカメラ

普通部通りの「日高屋」の2階にあるウスイカメラ

普通部通りの中華チェーン「日高屋」が入る薄井ビルの2階にある「ウスヰ(イ)カメラ」は、きょう(2016年10月)31日が営業最終日。1958(昭和33)年からの58年におよぶ歴史を終えます。創業者の薄井芳夫さんは、地元町内会や日吉商店街協同組合の活動に長年尽力した人物として知られます。日吉の街を長く支えてきた同店の閉店は、日吉の商店街関係者をはじめとした各方面に大きな影響を与えそうです。

駅の目の前、浜銀通りにある亀屋万年堂日吉店

駅の目の前、浜銀通りにある亀屋万年堂日吉店

浜銀(バス)通りの和菓子店チェーン「亀屋万年堂日吉店」は11月13日(日)までの営業を告知。こちらもウスイカメラと同じく58年前から営業を続けており、日吉商店街では“最古参”に入る存在です。2011年に完成した現在の「ITOビル」が建設中の間も普通部通りの仮設店舗で営業を続けるなど、チェーン店でありながら日吉に根差した店でしたが、あと二週間ほどで閉店となります。

ふらりと入りたくなる雰囲気を醸し出す居酒屋「祭」

ふらりと入りたくなる雰囲気を醸し出す居酒屋「祭」

一方、普通部通りと中央通りの間にある居酒屋「祭」は、来年(2017年)1月末で閉店することを今年夏ごろから告知しています。26年間にわたって営業を続けてきた同店は、“大人の客”がお酒と肴を気軽に楽しめる「赤ちょうちん」で、学生向けの居酒屋が目立つ日吉では貴重な存在でした。残された時間はあと3カ月です。

このほか、駅前商店街では長期にわたって休業している老舗の鳥料理店やリサイクルショップなどもあり、動向が気にかかります。

【関連記事】

<浜銀通り>周辺で相次ぐ新規建設、1年以内に新たな事務所や店舗が続々登場へ(2016年10月22日、浜銀通りで変化の兆し)

【参考リンク】

ウスヰ(イ)カメラ店の紹介(日吉商店街協同組合)

亀屋万年堂日吉店 閉店のお知らせ(亀屋万年堂、2016年11月13日閉店)

「とうよこ沿線~写真が語る沿線~日吉駅西口の変遷」※1960(昭和35)年当時の浜銀通りを写した写真に亀屋万年堂が写っている

居酒屋「祭」の紹介(食べログ)


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