アピタ綱島店裏で建設の66戸「クリオ」、東京ガスと共同で“エコマンション”に

横浜日吉新聞
クリオ横濱綱島の公式販売サイト

クリオ横濱綱島の公式販売サイトは、綱島SSTなどの再開発地に近接していることを強く訴えている

綱島東4丁目のパナソニック工場跡地「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」(綱島SST)の裏手にあった旧農地に建設が予定されているマンション「クリオ横濱(よこはま)綱島」は、東京ガスの「エネファーム」を全戸に導入する“エコマンション”とする計画です。建築主である明和地所と機器を導入する東京ガスが昨日(2017年1月20日)付けで共同発表しました。

両社の発表によると、7階建て全66戸にマンション向けの家庭用燃料電池「エネファーム」を採用したことで、二酸化炭素を抑制するための低炭素化に資する措置が講じられているとして横浜市から「低炭素建築物」と認定されたとのこと。また、太陽光発電や蓄電池を共用部に配するなど、「快適に暮らしながら、一次エネルギーの消費量を低減する住まい」の実現を目指した環境共生型集合住宅として計画しているといいます。

「クリオ横濱綱島」の位置図(新聞に折り込まれたチラシより)

「クリオ横濱綱島」の位置図(新聞に折り込まれたチラシより)

東京ガスの説明によると、エネファームは都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、その電気を家庭内で使うだけでなく、発生した熱は給湯に使用。電気をつくる場所と使う場所が同じであるため送電ロスを生じないのが特徴です。従来型の給湯器や床暖房などを設置した住宅と比べ、年間の光熱費は約4万円程度の節約が可能で、年間のCO2排出量は約0.9トン削減できると試算されています。

なお、東京ガスは綱島SSTにも参画しており、都市ガスを活用して冷暖房や給湯を行うタウンエネルギーセンターを設けたほか、綱島SST内では唯一の居住施設となる野村不動産などによる10階建て94戸のマンション(2018年3月完成予定)にもエネファームを導入する計画です。

1月18日現在はまだ着工していない

1月18日現在はまだ着工していない

明和地所のクリオ横濱綱島は、昨年(2016年)まで農地として使われていた土地などを活用し、綱島SSTの「アピタ横浜綱島店」の真裏にあたる場所に2018年3月末の完成を目指して建設されるマンション。

工事は来月(2月)着工の予定ですが、今回の発表と同時に新聞折り込みでチラシを配布したり、マンションの公式販売サイト立ち上げたりして、早々にPR活動を開始しています。公式販売サイトによると、販売は来月中旬からとし、入居は2019年5月下旬の予定と告知しています。

クリオ横濱綱島の1階部分には専用駐車場や庭を設ける計画も(チラシより)

クリオ横濱綱島の1階部分には専用駐車場や庭を設ける計画も(チラシより)

部屋は2LDKと3LDKで、広さは60.26~81.62平方メートル。綱島SST側に面した1階部分の物件にはシャッター付きの専用駐車場と庭を設ける計画です。

綱島SST内周辺では、野村不動産などの“公式エコマンション”に加え、今回のクリオ横濱綱島を合わせると160戸のエコ物件が誕生することになります。さらに箕輪町2丁目の旧アピタ日吉店跡地側では、1320戸のマンション計画が進んでおり、こちらも何らかの環境配慮型の物件になる可能性があります。日吉から綱島にかけての綱島街道沿いは、“エコマンション銀座”となりそうです。

【関連記事】

工事が進む「綱島SST」の“真裏”で気になる動き、2カ所の農地は住宅に変わるか?(2016年7月29日、※農地活用の第一報)

<綱島SST裏の旧農地>7階建て66戸のマンション計画、明和地所「クリオ」か(2016年8月25日、※クリオ横濱綱島の第一報)

<綱島SST>アップル研究所裏手で空地だった旧農地、加瀬のレンタル倉庫に(2017年1月19日、※もう一方の旧農地はレンタル倉庫に)

“綱島SST”すぐ裏手の新築マンション「クオス綱島ザ・レジデンス」が第2期販売へ(2015年9月5日、※一昨年に建設されたマンションと隣接)

【参考リンク】

クリオ横濱綱島の公式サイト

明和地所の分譲マンション「クリオ横濱綱島」におけるマンション向け家庭用燃料電池「エネファーム」の全戸採用についてPDF、2017年1月20日、明和地所・東京ガス)


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