横浜市健康福祉局は、港北区北部エリアでは初となる新型コロナウイルスワクチンの集団接種を、綱島駅西口から徒歩約5分の綱島地区センター(綱島西1)で、きのう(2021年)6月30日(水)10時から開始。
先月5月19日から集団接種を開始した港北公会堂(大豆戸町)、6月9日から設置された横浜市スポーツ医科学センター(小机町、6月27日で終了)に次いで3カ所目の会場となりました。
会場の案内や受付などを担うスタッフは、これまでの会場と同じく、市から委託された株式会社ヒューマントラスト(東京都豊島区、阪本昌之社長)から派遣された約30人が対応。
区内の鶴見川以北では初の集団接種ということもあるのか、受付開始の9時45分にはロビーは約50人が受付スタートを待つなど、満員に近い状態に。
急きょ2階にも待合所を設置するという場面も見られ、「今後は、“早すぎる来場”とならないよう気を付けてもらえれば」と、ワクチン接種を担当する港北区総務課の田畑哲夫課長も、“密を避ける”ための留意点について言及していました。
同会場は、これまでの2会場を踏襲した形で設置され、ワクチン接種をスタート。
一番最初にワクチン接種を受けた綱島在住の70代女性は、「(同センターは)近いため、子に予約してもらいました」と、無事に接種の日を迎えたことに安堵の表情を浮かべます。
夫婦でワクチン接種に訪れた70代の大曽根在住者は、「やはり近いことが接種の予約をするきっかけとなりました。子が行った接種予約も、開始当初のような混乱もなくスムーズに行うことができました」と語ります。
3カ所目の接種会場ということもあるのか、接種が始まると、「予診ブース」、「接種ブース」などの流れは15分区切りの予約枠の時間より早く終わる傾向も見られていました。
綱島地区センターでの集団接種は、現在のところ8月31日(火)までとなっており、以降の港北区北部エリアにおける集団接種会場や、同地区センターの施設利用がスムーズに再開できるのかにも注目が集まりそうです。
初日の会場内の様子や接種の手順などを、以下に写真レポートでご紹介します。(※9月6日追記:綱島地区センターでの集団接種は8月29日で終了しました)
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【参考リンク】
・【港北区】新型コロナウイルス感染症及びワクチン接種に関する情報について(横浜市港北区)
・交通アクセス(綱島地区センター)