綱島の街の「七夕」の季節を、今年も3つの「信用金庫」が盛り上げます。
地域金融機関としての事業を行う横浜信用金庫、川崎信用金庫、城南信用金庫の3つの信用金庫(信金)の各綱島支店では、恒例となった近隣園の協力による「七夕飾り」を行っています。
「新型コロナ禍」が猛威を奮っていた2021年7月から新たにスタートした企画となっており、今年で3年目。
各金融機関が取引を行う3つの近隣の保育園・幼稚園が「短冊」を制作し、それぞれの支店内で今週(2023年)7月7日(金)まで展示しているものです。
今年7月19日にちょうど創立100周年を迎える横浜信用金庫。綱島支店(綱島西1)はバス通り(子母口綱島線)沿いに位置しています。
4月に新入社員として研修配属された小貫(おぬき)愛佳さんほか数名の職員が飾り付けを担当。
「飲食店が多く街が活気ある雰囲気と感じています。支店の先輩もとても優しく働きやすいと感じています」と、日々信用金庫や金融業についての研鑽を積みながら、今回の装飾にも取り組んだと語ります。
今年が2回目の七夕となった支店長の井上裕二さんは、「店頭で変わりゆく綱島の街の歴史を感じる写真パネルも展示しています。七夕飾りとともにご覧いただければ」と、多くの立ち寄り来店を呼び掛けています。
川崎信金では「仮店舗」で七夕飾りが輝く
綱島西1丁目に綱島支店を構えていた川崎信用金庫は、今年5月から建て替えのため、仮店舗を綱島西2丁目に置いています。
取引先の幼稚園に短冊を渡したところ、「飾り付けの品々も作ってくれました」と、同園を担当する高橋憂貴さん。
飾り付けは副支店長の矢内忠雄さんが担当。過去2回手掛けてきたこともあり、移転したばかりの店舗を彩る展示を「自身で行いました」と笑顔で語ります。
川崎信金も今月7月18日に創立100周年を迎える節目となっており、新しい綱島支店は2025年2月の完成を予定しているとのこと。
完成後は47室の学生寮を併設する店舗に生まれ変わる計画ということで、“超少子高齢化”に対応していく同信金のチャレンジにこれからも多くの注目が集まりそうです。
「よい仕事おこし」理念で綱島を元気に
横浜信用金庫と同じ綱島西1丁目のバス通り(子母口綱島線)沿いにある城南信用金庫では、店内ロビーに七夕飾りを展示。
近隣園に短冊の記入を依頼し、戻ってきたものを職員が作った飾りとともに掲出しているといいます。
カラフルに彩られた七夕飾りについて、副支店長の平光順一さん、4月に配属された新入職員の古澤青輝(はるき)さんが店頭で紹介。
東京都町田市から通勤しているという古澤さんは、「明るく優しい先輩方がたくさんいて、働きやすさを感じます。お客様もハキハキと電話をしてきてくださったりと元気をいただいています」と、支店をより明るくするかの七夕飾りを眺めながら笑顔で語ります。
同信金では、信用金庫のみならず、日本全国の中小企業、都道府県、自治体、学校、マスコミ、各種団体と連携する「よい仕事おこしネットワーク」、また大型イベント「よい仕事おこしフェア」の開催も行うといった挑戦もこれまで行ってきました。
店頭でも地域の飲食店支援の掲示も行う同信金では、「信用金庫」全体での地域振興にも、これまで以上に力を入れていく考えです。
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【参考リンク】
・ATM・店舗案内~綱島支店(横浜信用金庫)
・店舗紹介~綱島支店(川崎信用金庫)
・店舗のご案内~綱島支店(城南信用金庫)