「まちのために」奔走する信金マンの地域愛、綱島開設50周年で支店長が熱く語る

横浜日吉新聞
城南信用金庫綱島支店の皆さん。25人の職員・スタッフが「地域への想い」を共有しながら日々業務にあたっている(前列中央が佐藤支店長)

城南信用金庫綱島支店の皆さん。25人の職員・スタッフが「地域への想い」を共有しながら日々業務にあたっている(前列中央が佐藤支店長)

法人サポーター会員による提供記事です】暑い日も、寒い日も、たとえ大雨の日であっても、「困っている人を助ける」ような信金マンでありたい――綱島の信金支店長が、熱く“地域愛”を語ります。

東京都と神奈川県に85店舗を展開する城南信用金庫(本店:品川区、川本恭治理事長)は、横浜市内で初の支店として、1969(昭和44)年10月13日に綱島の地に「綱島支店」(綱島西1)を開設。今年(2019年)で50周年を迎えます。

総資産3兆6609億円、預金3兆1399億円、融資2兆1972億円、自己資本比率9.63%(2019年3 月末現在)と、預金量・貸出金量ともに首都圏最大、全国でも2番目の規模を誇る同金庫の、横浜市内での「要(かなめ)」の店舗として、地域に根差し、街の人々にも親しまれる“まちの信金”としての役割を担ってきました。

1969(昭和44)年10月13日に開設し50周年を迎える城南信用金庫綱島支店。現在の社屋は子母口綱島線(バス通り)沿いに2017年3月に建て替えられたばかり

1969(昭和44)年10月13日に開設し50周年を迎える城南信用金庫綱島支店。現在の社屋は子母口綱島線(バス通り)沿いに2017年3月に建て替えられたばかり

そもそも「信用金庫」とは、1951(昭和26)年6月の「信用金庫法」の施行により誕生した、“会員の出資”による協同組織の地域金融機関

中小企業、そして地域の住民のための専門の金融機関として位置付けられています。

営業地域も一定の地域に限定。大企業や、営業地域外の企業・個人には融資出来ないという制限があるなど、まさに「地域で集めた資金を地域の中小企業と個人に還元することにより、地域社会の発展に寄与する」(信用金庫法)という、信用金庫の設立目的を果たすための活動を続けています。

“雨・寒さにも負けず”理念貫く信金マンが抱く「地域愛」とは

お客様の“より良いパートナー”となって、伴(とも)に課題を解決していく姿勢こそが大切と訴える佐藤支店長

お客様の“より良いパートナー”となって、伴(とも)に課題を解決していく姿勢こそが大切と訴える佐藤支店長

50年間の歴史を同支店が重ねてきたことについて、「お客様や、先輩職員、そして地域の皆様への感謝の想いでいっぱいです」と語るのは、同信用金庫で23代目の支店長となる佐藤岳道(たけみち)さん

「何事も全力投球して、全員がたくさんのお客様にお会いして、それぞれの困り事を解決することで、地域で本当に必要とされる支店になれるのです」と、綱島商店街連合会や神奈川法人会が行うイベントなどの地域行事にも、参加するだけではなく、企画運営から協力し、地域の一員となることこそが大切との想いを抱き、実践しているといいます。

店頭からもメッセージを発信。東日本大震災の被災地支援を目標とした「(福島県)飯舘(いいたて)村の花を植えて復興応援」のプロジェクトも

店頭からもメッセージを発信。東日本大震災の被災地支援を目標とした「(福島県)飯舘(いいたて)村の花を植えて復興応援」のプロジェクトも

25人の職員・スタッフが、「お客様の夢、笑顔実現のためにはどうしたら良いかを考え抜いて、“決してあきらめない”ことを支店の仲間全員が毎日実践しているんです」と佐藤支店長が語るように、今年(2019年)6月には、港北警察署や港北企業防犯協会、横浜信用金庫、川崎信用金庫の両綱島支店(綱島西1)の信金職員らと「特殊詐欺撲滅(ぼくめつ)合同キャンペーン」も初めて開催。

「サラリーマン」としてではなく、真に地域に必要とされる「信金マン」として、例えば、暑さや寒さ、大雨の中でずぶ濡れになってしまうような状況の中でも、「困っている人を助けたい」という情熱を持ち、支店の職員・スタッフとともに日々の業務にあたっていると、佐藤支店長はその「使命感」、そして「地域愛」について熱く語ります。

「よい仕事おこしフェア」に参加、地域の子育てNPOへの支援も

10月7日(月)、8日(火)に、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される「2019年“よい仕事おこし”フェア」に綱島支店も参加。多くの来場を呼び掛けている

10月7日(月)、8日(火)に、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される「2019年“よい仕事おこし”フェア」に綱島支店も参加。多くの来場を呼び掛けている

「信用金庫は、地域の方の生活を守り、“幸せ”を実現するという、公的な使命を持った社会貢献企業なんです」と、社会貢献を果たすことで地域課題の解決を目指すことの大切さを佐藤支店長は強く訴えています。

特に不足する保育園問題や、子育て支援の充実には「綱島エリア周辺で、より力強く支援していきたい施策」(佐藤支店長)と、綱島駅東口から徒歩7分の場所にある港北区地域子育て支援拠点「どろっぷサテライト」(綱島東3)で行われた地域イベントにも、今年4月に初参加しています。

また、同施設を受託運営している認定NPO法人びーのびーの(事務局:大倉山3、奥山千鶴子理事長)が行う、若手社会人らが子育て体験を行う「家族シミュレーション」事業の主旨にも賛同。

綱島の街の行事にも積極的に参加している(2019年8月開催の綱島諏訪神社例大祭、神奈川法人会綱島東支部提供)

綱島の街の行事にも積極的に参加している(2019年8月開催の綱島諏訪神社例大祭、神奈川法人会綱島東支部提供)

同信用金庫内に実行委員会を置き、来週10月7日(月)、8日(火)に、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される「2019年“よい仕事おこし”フェア」にも、同法人のナビゲートも行いながら参画する予定です。

同支店お客様応援課の田場多加子さんも、「当日は、全国47都道府県から過去最多となる229もの信用金庫が協賛。復興庁や環境省、東京都なども後援し、約500社がブース出展します。人と企業が出会う“想いがつながる”はじまりの場所としての同フェアに、ぜひお越しいただけたら」と、参加スタッフとして、当日の多くの来場を呼び掛けます。

2017年4月からは、普通預金口座の開設やローンの仮審査申込などさまざまなサービスを利用できる「城南信用金庫アプリ」を、同信金で初めて導入。

50年の歴史を継ぎ、顧客、そして何よりかけがえのない地域社会のため、職員・スタッフから受け継いだ「信金マン」としての情熱をさらに未来へとつないでいくためにと意気込む

50年の歴史を継ぎ、顧客、そして何よりかけがえのない地域社会のため、職員・スタッフから受け継いだ「信金マン」としての情熱をさらに未来へとつないでいくためにと意気込む

ここ数年は、数多くのIT事業者との連携も相次ぎ具現化するなど、次世代を見据えた事業展開を積極的に行っている同信用金庫が、地域での「未来戦略」として目標とする姿とは。

「これからも、お客様の“より良いパートナー”となって、伴(とも)に課題を解決していく姿勢で、“金融機関の枠を超えたお客様応援企業”を目指していきたい」と語る佐藤支店長や、同支店職員・スタッフの“熱き想い”が、新たな鉄道開業にともなう再開発を待つ綱島周辺エリアを、深い「地域愛」で、より力強く支えていくことに間違いはなさそうです。

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【参考リンク】

城南信用金庫公式サイト

店舗のご案内~綱島支店(同)※最下部「営業店の取組みはこちら」のリンク先に支店の活動詳細を掲載

信用金庫による地方創生!日本を明るく元気に!「2019“よい仕事おこし”フェア」※同支店も参加

よい仕事おこしネットワーク(事務局:城南信用金庫 地域発展支援部内)※信用金庫のネットワークやIT技術を活用した企業マッチングを支援

法人サポーター会員:城南信用金庫~綱島支店・小机支店・日吉下田支店・新横浜支店 提供)


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