「コロナ禍」のあおりを受けて、どの血液型も400ミリリットル(mL)の血液在庫がひっ迫しています。
今月(2020年)10月18日(日)10時から12時30分までと、13時45分から16時まで、イトーヨーカドー綱島店(綱島西2)に献血バスが来訪。
今夏8月に行われた15年ぶりの実施時には、60人が来場、52人が献血に協力するという結果を得られたこともあり、献血バスの“再来訪”につながったものです。
今回の献血に実施には、港北区内で社会奉仕活動を行う「横浜ひかりライオンズクラブ」が、献血者へのお礼の品(処遇品)を寄贈することでの協力を行う予定です。
同クラブでは、1995(平成7)年ころから献血の支援活動を実施。ここ10数年は、慶應義塾大学日吉キャンパス(日吉4)での献血実施の支援を行ってきましたが、新型コロナの影響もあり、キャンパスでの献血が行えない状況となっています。
「実は、慶應大学で行う以前は、同店(イトーヨーカドー綱島店)で献血活動の支援を行っていました」と、同クラブの会長で、有限会社秋本建設(日吉本町5)社長の秋本富男さんは、かつて献血バスの支援を同店で行っていた時代を懐かしみます。
献血を行う神奈川県赤十字血液センター(大豆戸町)の担当者は、「コロナの影響で、春と秋に実施していた、大学での献血が軒並み中止となり、企業での献血も、テレワークなどの影響で行うことができず、献血バスの配車場所の確保に苦慮している状況です。9月は175会場で献血を予定していたものの、43会場(約25%)の会場が中止になりました」と、血液の在庫がひっ迫する一因ともなっているバス配車場所の確保の難しさについても言及します。
同店では、前回の献血活動の反響を踏まえ、今後2カ月に1度の開催も実施する方向とのことですが、年内は最後の開催となる予定とのことで、同センターでは、「綱島周辺は献血ルームがないエリア。住民の皆様に定期的にご協力いただけるよう努めていきたい。まずは、今回、“今、ひっ迫”している400ミリリットルや成分献血にご協力いただければ」と、前回同様、新型コロナ対策を入念に行った上での、多くの人々への献血への協力・来訪を呼び掛けています。
【関連記事】
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・午後に時間拡大で「献血」協力呼びかけ、10/15(木)に港北区役所で(新横浜新聞~しんよこ新聞、2020年10月14日)
・港北警察横の「赤十字血液センター」は7月開所、約100人が勤務する県内拠点に(新横浜新聞~しんよこ新聞、2017年4月19日)※横浜市や川崎市内の病院へ輸送するための拠点として移転し3周年を迎えた
【参考リンク】
・神奈川県赤十字血液センター公式サイト(日本赤十字社)
・献血バス運行スケジュール~横浜市港北区の検索結果(日本赤十字社・神奈川県赤十字血液センター)
・献血バス運行スケジュール~横浜市都筑区の検索結果(同)※センター北駅、南駅前にも定期的に巡回
・重要なお知らせ~【10月】在庫の減少が続いています 400mL献血ご協力をお願いします(同)