今週も感染者が増加中、横浜市は累計700人台、川崎市も400人突破(7/15時点) | 横浜日吉新聞

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横浜と川崎の両市でも新型コロナウイルスの感染者増加が止まりません。今週(2020年)7月12日(日)横浜市で累計700人を超えたのに続き、きのう15日(水)には川崎市で同400人を突破。7月に入り、東京都内で1日あたり100人~200人規模で感染者が急増している影響が横浜・川崎両市にも波及しています。

横浜市の日別発生数(2月18日~7月15日、累計736人)(市のデータページより)

横浜市では、感染者数が累計500人を超えたのが5月17日。その後は鈍化し、同600人を超えたのは1カ月以上後の6月30日でしたが、7月に入ると12日間で700人台に到達。きのう15日(水)時点では736人に達しました。

1週間に1回のみ公表されている行政区別の感染者数では、先週10日(金)時点青葉区(累計54人)や港北区(同48人)、都筑区(同26人)など、北部エリアで1週間に5人から7人の増加が見られます。

川崎市の日別発生数(3月12日~7月15日、累計402人)(市のデータページより)

一方、川崎市では累計200人を突破したのが3カ月近く前の4月22日で、同300人を超えたのも今月7月2日のことでした。その後は急なペースで増え、きのう15日(水)には同400人を突破しています。

15日時点では、川崎市内で最多の人口を持つ中原区の累計73人をはじめ、川崎区の同69人高津区の同61人と東京都内に隣接する行政区での増加が目立ちます。

東京都内の日別発生数(1月24日~7月15日、累計8354 人)。横浜市や川崎市とは1日の発生ケタ数が異なるものの、増減の傾向は類似しており、両市が都の影響を受けていることが分かる(都のデータページより)

横浜市や川崎市と接する都内の累計感染者数は、世田谷区が652人(6月15日時点)、大田区は317人(14日時点)、町田市が71人(15日時点)などとなっており、都内全体では6月末時点累計6225人だった数が今週7月13日(月)には同8000人を超え、きのう15日(水)時点で同8354人に達しています。

(※)見出し左の画像はイメージ、Photo ACより

【関連記事】

<横浜市の感染者>1週間に青葉・都筑区で7人、港北区は5人増加(7/10時点)(2020年7月10日)

川崎市の感染者数が累計300人を突破、7月に入り増加傾向(7/2時点)(2020年07月3日)

【参考リンク】

横浜市内の陽性患者の発生状況データ・相談件数(横浜市)

川崎市「新型コロナウイルス感染症発生状況データ」

都内の最新感染動向(東京都のデータページ)


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